浮浪雲:最終112巻が発売 44年連載の長寿マンガ

マンガ「浮浪雲」の最終112巻
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マンガ「浮浪雲」の最終112巻

 昨年9月に約44年の連載に幕を閉じたジョージ秋山さんのマンガ「浮浪雲(はぐれぐも)」の最終112巻が30日、発売された。マンガ誌「ビッグコミックオリジナル」(小学館)が創刊された1972年の1年後の73年12月に連載が始まった長寿作で、最終回となった第1039話のほか、ジョージ秋山さんが過去のインタビューで発した言葉や担当編集者に語った言葉を集めた「ジョージのことば」も収録された。

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 「浮浪雲」は、幕末の品川宿を舞台に、物事に執着せず、ひょうひょうと生きる問屋の頭・雲と、彼と関わる人々の生活を描いたマンガ。教育、夫婦、恋愛などさまざまなテーマが扱われた。78年に渡哲也さん、90年にビートたけしさん主演でドラマ化されたほか、82年には山城新伍さんらが声優を務めた劇場版アニメも製作された。

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