相棒:放送300回記念で現役事件記者が解説 警察キャリアの本音も

人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの300回記念スペシャル=テレビ朝日提供
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人気刑事ドラマ「相棒」シリーズの300回記念スペシャル=テレビ朝日提供

 テレビ朝日系の人気刑事ドラマ「相棒」(水曜午後9時)が31日で放送300回を迎えるのを記念して、警視庁を取材する毎日新聞の現役警視庁記者クラブのキャップ記者が、ドラマの魅力を解説する異例のコラボ紙面が、31日付けの同紙朝刊に掲載された。

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 水谷豊さん演じる杉下右京が警視庁の特命係として活躍する「相棒」は、2000年6月に「土曜ワイド劇場」で単発ドラマとしてスタートし、今回のシーズン16まで17年にわたって放送されてきた。31日は、300回記念スペシャルが放送され、元法務相で投獄されていた津川雅彦さん演じる瀬戸内米蔵が約4年ぶり、木村佳乃さん演じる元衆議院議員の片山雛子が2年ぶり、さらに高橋惠子さん演じる尼僧の蓮妙が2004年放送の「シーズン3」以来、約13年ぶりに再登場を果たすことが話題になっている。

 紙面では、現役の警視庁キャップの長谷川豊記者が「事件記者の視点から」と題して、ドラマの魅力を分析。「(右京のような)スーパー警察官に出会ったことはない」としながら、「右京ら『特命係』の2人が縦横無尽に動き回る姿に胸がすく」と評価。さらにドラマでは「悪者」として描かれる警察キャリアが、ドラマについて漏らした本音など現役の事件記者ならではの解説記事となっている。

 31日に放送される300回記念スペシャル後編は、仮出所して実家の寺に戻った米蔵に、元衆議院議員の片山雛子が出家を申し出る。そこで白骨遺体が発見され、その身元を巡って、仲間由紀恵さん演じる警視庁広報課長・社美彌子に亡命したロシア人スパイから謎のレターが届く……という内容。これまでの「相棒」ワールドにちりばめられたさまざまな謎が描かれるという。

 「相棒シーズン16」300回記念スペシャル後編は31日午後9時から放送される。

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