俳優の高橋一生さんが8日、東京都内で開催された「ルーヴル美術館展 肖像芸術-人は人をどう表現してきたか」のオフィシャルサポーター就任記者発表会に登場した。同美術展の音声ガイドを担当する高橋さんは、低音ボイスでも人気だが、「親しい友人や事務所の人たちに、この声が眠くなると言われるので、(眠くならないように)ハキハキとガイドをしたいと思います」といい、声の自己採点を聞かれると「2点ですね……」と話して会場の笑いを誘った。
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「ルーヴル美術館展」は、パリのルーブル美術館が全面協力。27年ぶりに来日するベロネーゼの「美しきナーニ」をはじめ、3000年以上前の古代エジプトのマスク、ルイ14世やナポレオンの肖像など、約110点が展示される。
顔に焦点を当てた美術展で、高橋さんは「芝居をやらせていただいていて、顔の表現に関心があります。先人たちの美術を見せていただいて、勉強になればと思いつつ、楽しみでもあります」とコメント。「しっかりと美術館展の面白さや奥深さを伝えていきます」とアピールした。
会期は、国立新美術館(東京都港区)で5月30日~9月3日。大阪市立美術館(同市天王寺区)で9月22日~2019年1月14日。