俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第6回「謎の漂流者」が11日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。藩主の斉彬(渡辺謙さん)を投げ飛ばしてしまい投獄された吉之助(鈴木さん)。牢屋(ろうや)の中で出会った、見たことのない服を着て、異国の歌を口ずさむ謎の男(劇団ひとりさん)は何者で、どこからやってきたのか? 一方、吉之助への思いを抱いたまま嫁入りの日が迫る糸(黒木華さん)は……。
あなたにオススメ
「光る君へ」泉里香の大河デビュー セーラームーンファン反応のワケ
牢屋に入れられた吉之助は、衰弱した謎の漂流者に出会う。吉之助を警戒し、何を聞いても口を閉ざす男。そこへ男を襲う刺客が現れるが、吉之助は間一髪で撃退し、そのまま牢を抜け出すと、男を西郷家にかくまうことにする。海老原家との縁談話が進む中、悩み続ける糸の本当の気持ちに気付いた正助(瑛太さん)は、糸に漂流者から聞いた“メリケン”の話を聞かせ、好きな人に愛を伝えること、それが「ラブ」だと語り、 吉之助に思いを伝えるよう背中を押す。
「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。
第5回「相撲じゃ!相撲じゃ!」では、斉彬は父・斉興(鹿賀丈史さん)派の重鎮たちを罰せず重用すると宣言。一方で斉興に弾圧された人たちの放免は進まず、いまだ謹慎中の正助は、斉彬のやり方に憤る。吉之助たちは御前相撲で勝ち上がれば、斉彬にお目通りがかない、直接話を聞いてもらえると考え、懸命にけいこに励む。迎えた当日、吉之助は島津家の姫・於一(後の篤姫、北川景子さん)が見守る中、順当に勝ち進み……という展開だった。
塚原あゆ子監督がメガホンをとり、野木亜紀子さんが脚本を担当、ドラマ「アンナチュラル」(2018年)と「MIU404」(2020年)の世界線と交差する“シェアードユニバース”のノン…
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第122回が、9月17日に放送され、“ライアン”こと久藤(沢村一樹さん)の言葉に、視…