阿部寛:“幻術”を使えたら「染谷君になりたい」 若さうらやむ?

映画「空海 ‐KU-KAI‐ 美しき王妃の謎」の試写会に登場した阿部寛さん
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映画「空海 ‐KU-KAI‐ 美しき王妃の謎」の試写会に登場した阿部寛さん

 俳優の阿部寛さんが14日、日中共同製作映画「空海‐KU-KAI‐ 美しき王妃の謎」(チェン・カイコー監督、24日公開)の試写会に主演の染谷将太さんと共に登場した。劇中で空海(染谷さん)が操る“幻術”にちなみ、「幻術を使えたら何をしたいか」という質問が出ると、阿部さんは「僕はね、染谷君になりたいですね。今回もね、この作品の中で堂々と主役やられているし、本当に若いじゃないですか。もう一回この若さに戻ってね、今回の撮影の現場とか、そういう目線で見てみたい」と語り、染谷さんをうらやんでいる様子だった。

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 同じ質問に染谷さんは「(動物の)ナマケモノになりたいですね。ナマケモノで怠けたいですね。でも、バッて食べちゃう天敵の鳥がいるんですよね。ナマケモノを狙う鳥が。それだけ怖いんですけど、でも怠けたいですね」と答え、司会者から「それだけ知っているということはナマケモノファンなんですか」と聞かれると、「可愛いですよね」と笑顔をこぼしていた。

 「空海 ‐KU-KAI‐ 美しき王妃の謎」は、ベストセラー作家・夢枕獏さんの「沙門空海唐の国にて鬼と宴(うたげ)す」(角川文庫/徳間文庫)が原作。玄宗皇帝と楊貴妃の悲恋から30年後の中国・唐の時代、日本から遣唐使としてやってきた若き僧侶・空海が、白楽天と共に、首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る……というストーリー。

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