伊藤ゆみ:「海月姫」にミステリアスな美人秘書役で出演

「海月姫」に出演する伊藤ゆみさん=フジテレビ提供
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「海月姫」に出演する伊藤ゆみさん=フジテレビ提供

 女優の伊藤ゆみさんが、放送中のフジテレビ系“月9”ドラマ「海月姫」に第7話(26日放送)から出演することが分かった。俳優の賀来賢人さんが演じる実業家のカイ・フィッシュの美人秘書・ファヨンを演じる。伊藤さんは「皆さんにどういうふうに見ていただけるか正直、緊張もしますが、最終回に向けて、さまざまな人々の強い思いが感じられる展開になると思うので、楽しみにしていただけたらと思います」とコメントしている。

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 ファヨンは、カイが誰よりも信頼を置く優秀な秘書。口数は少なく淡々とミスなく機敏に仕事をこなす。カイとは、幼いころから恵まれない環境で共に育った幼なじみで、カイの洋服に対する思いを知っているがゆえに、カイに対して仕事関係以上の気持ちを秘めている“ミステリアスビューティー”。

 伊藤さんは、韓国を拠点とするアイドルグループ「Sugar」のメンバーとして活躍し、グループの解散後は引き続き、韓国でソロアーティストとして活動。その後、日本に拠点を移し、「伊藤ゆみ」としてCMやドラマに多数出演した。さらに「ICONIQ」として歌手などで活躍した。

 ドラマは東村アキコさんの同名マンガが原作。「男を必要としない人生」を掲げるオタク女子たち「尼~ず」が集う男子禁制の共同アパート「天水館」を舞台に、オシャレにも異性にも無縁で、三度の飯よりクラゲが好きなクラゲオタクの主人公の倉下月海 (芳根京子さん)が、恋を知り、新しい自分、新たな生き方を見つける姿を描く。2010年にはテレビアニメ化され、14年には女優・のんさん主演で映画化もされた。

◇伊藤ゆみさんのコメント

――「伊藤ゆみ」名義で活動して今年で10年です。

 短かったような長かったような10年だった気がします。ICONIQとして歌手デビューもしましたが「伊藤ゆみ」という名前は、女優業をやっていこうという思いから付けた名前なので、今こうして女優として活動できていることをうれしく思います。

――「海月姫」へ出演する感想を。

 お話をいただいたときは本当に喜びました。私自身がクラゲ好きということもあり、主人公の月海の気持ちに共感できるところも多く、毎週楽しく見させていただいています。今回演じさせていただく役は、オタク女子ではなく、ファヨンという一見クールな女性の役ですが、彼女を演じていくごとに、彼女の内面に秘めている強さやもろさに、私自身も気付かされることがあり、日々刺激を受けています。

――実際に撮影をしての感想、瀬戸康史さん演じる蔵之介と共演しての感想は。

 初めましてのごあいさつのときから、既に女装されていたので、まずその美しさに驚きました。女性の私から見ても、女性でした! 人見知りな私ですが、現場でも空気を和ませてくれたり、先日は携帯の充電器も貸していただいて……(笑い)。気さくに受け入れてくださったので、とても楽しく撮影させていただいています。

――視聴者の方へメッセージを。

 ファヨンは7話からの登場なので、皆さんにどういうふうに見ていただけるか正直、緊張もしますが、最終回に向けて、さまざまな人々の強い思いが感じられる展開になると思うので、楽しみにしていただけたらと思います。

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