名探偵コナン
#1146「汽笛の聞こえる古書店4」
12月21日(土)放送分
俳優で歌手の福山雅治さんが、人気アニメ「名探偵コナン」の劇場版22作目「名探偵コナン ゼロの執行人」(立川譲監督、4月13日公開)の主題歌を担当することが1日、明らかになった。福山さん自身が脚本を読んで今作のために書き下ろした新曲で、タイトルは「零 -ZERO-」。同シリーズの主題歌を初めて手がける福山さんは「オファーをいただき大変光栄です。と同時に、歴史あるコナンの世界に音楽で参加させていただくことに身の引き締まる思いです」とメッセージを寄せている。
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また、福山さんは「それぞれのキャラクターが持つ深い背景、世界が直面しているリアルタイムの危機、謎解きの伏線と回収、その秀逸さにいつも感動しております。真実を追求する者と己の正義を貫く者、それぞれの信念が激突する今作を主題歌で表現できればと思っています」とコメント。
主人公の江戸川コナンも「すっごくカッコいい曲です! 映画のストーリーに寄り添って作ってくれているし、熱や体温を感じさせる曲でとっても感動しました! しかも『真実はいつもひとつ』を歌詞に入れてくれていて本当にありがとうございます!」と感謝のコメントをしている。同日には「零 -ZERO-」と、同マンガの作者・青山剛昌さんのコメントが入った予告編も公開された。
「ゼロの執行人」は、東京サミットの会場である巨大施設「エッジ・オブ・オーシャン」で爆破事件が発生し、現場には全国の公安警察を操る警視庁の秘密組織・通称「ゼロ」に所属する安室透の影があって……という展開。安室は、毛利小五郎に弟子入りした私立探偵「安室透」、黒ずくめの組織のメンバー「バーボン」、公安警察の「降谷零」と“トリプルフェイス”を持つ重要人物。不穏な動きを見せる安室に、主人公・江戸川コナンたちが翻弄(ほんろう)される中、爆破事件の容疑者として小五郎が逮捕されてしまう。小五郎の無実を証明するため真実を追求するコナンと、その前に立ちはだかる安室がぶつかり合う姿が描かれる。
「名探偵コナン」は、小学生探偵の江戸川コナンが、次々と起こる難事件を解決する人気マンガで、1994年から青山剛昌さんが「週刊少年サンデー」(小学館)で連載している。96年からテレビアニメが放送され、97年からは劇場版アニメも製作されている。今年4月に公開された劇場版21作目「から紅の恋歌(からくれないのラブレター)」は、シリーズ最高となる約68億9000万円の興行収入を記録するなどヒットした。
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