今週のanone：広瀬すず主演ドラマ第8話　疑似家族の暮らしに安らぎも　偽札作りに疑いの目

　広瀬すずさん主演の連続ドラマ「anone（あのね）」（日本テレビ系、水曜午後10時）の第8話が7日に放送される。偽札を自動販売機に通すことに成功したハリカ（広瀬さん）たち4人は、疑似家族の暮らしに今までの人生でなかった張り合いと安らぎを感じていた。そんな中、チャットゲームで彦星（清水尋也さん）に話しかけたハリカは、彦星に思いを寄せる茉歩（藤井武美さん）に呼び出される。一方、亜乃音（田中裕子さん）が勤務する法律事務所の所長・万平（火野正平さん）は、亜乃音の様子がおかしいと疑っていた……という展開。

ウナギノボリ

解説：新たな“最高峰”を目指したガンプラ　45周年のこだわりとは

　「anone」は、「Mother」「Woman」に続く日テレと脚本家の坂元裕二さんが組むオリジナル作第3弾。演出の水田伸生さんら両作品に携わったスタッフも参加している。社会からはぐれた少女、ハリカと老齢の女性、亜乃音を中心にした物語。「うそ」をテーマにしており、さまざまな「ニセモノ」「偽り」が明らかになりながら、お金よりも大事なものがあることを描き出している。

　これまでは、ネットカフェで暮らしていたハリカは、亜乃音が破棄しようとした札束を巡って友人たちが奪い合いになり、友達関係が壊れてしまう。札束が偽札と気付いたハリカは、亜乃音を訪ねるうちに少しずつ心を通わせるが、偽札の存在をかぎつけた舵とるい子は、成り行きでハリカを誘拐。亜乃音が1000万円の身代金を払ったことで誘拐事件は解決し、身代金を持ち逃げしたるい子、ハリカの誘拐に加担した舵は共に反省して、4人の奇妙な共同生活が始まった。その後、印刷機の使い方を学ぶつもりで招いた理市が偽札作りへの協力を求めてきた。脅迫された亜乃音は、偽札作りに手を付け……というストーリーだった。