永野芽郁:朝ドラで“赤ちゃん言葉”に苦戦?

NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の第1週試写会に出席した永野芽郁さん(中央上)
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NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の第1週試写会に出席した永野芽郁さん(中央上)

 女優の永野芽郁さんが9日、東京・渋谷のNHKで行われた4月スタートのNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」の第1週試写会に登場した。ヒロイン・楡野鈴愛(にれの・すずめ)役の永野さんは、鈴愛の幼少期が描かれた第1週を見た感想を「鈴愛が出来上がってるんだなって感じることができて、これからもっと楽しくなっていくんじゃないかなと自分に自信を持つことができました」と語った。

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 「半分、青い。」は、第1週でヒロインの胎児のころを描くという異色のスタートを切る。ナレーションで胎児の鈴愛の声を演じた永野さんは「人生で初めて胎児に声を入れるという経験をして。監督が『赤ん坊っぽく』っていうオーダーをしてきたんですが、赤ん坊しゃべらないし、分かんないじゃないですか(笑い)」とナレーションの苦労を語りつつ、「どういうふうにしゃべったらいいか分からなくて結構悩んだんですが、『よかったよ』と言ってくれる人もいたので、これからは赤ん坊のナレーションできるんじゃないかなって思います」と冗談っぽく語った。

 また、鈴愛の幼なじみ・律役を演じる佐藤健さんとは、岐阜でのロケをきっかけに距離を縮めたといい、「岐阜ロケで健さんと2人で見つめ合うというか、結構長い間、目を見なきゃいけないシーンがあって、そのときは本当に笑いが止まらないくらいになってしまって(笑い)。(佐藤さんが)目の奥で笑っている気がして『今、笑いましたよね?』って言ったら、『笑っていねーよ』って言いながらすごく笑っていて。そのときから、結構2人で仲よくなって、律と鈴愛が作れたような気がします」と撮影のエピソードを告白。「(ヒロインが育った場所である)岐阜ロケは不思議な力があるなと思うような。岐阜ロケが最初じゃなかったら、鈴愛はまた違ったキャラクターになったかもしれない」と撮影時の思いを明かした。

 「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川悦吏子さんのオリジナル作品。1971年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜け、一大発明を成し遂げるまでの物語。

 ドラマは4月2日スタートで、全156回を予定。

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