女優でグラビアアイドルの華村あすかさんが、新井英樹さんの名作マンガを池松壮亮さん主演で実写化する連続ドラマ「宮本から君へ」(テレビ東京ほか)に、ヒロイン役で出演することが、分かった。華村さんは週刊誌「週刊プレイボーイ」(集英社)の表紙に抜てきされ話題の18歳。ドラマでは、自動車メーカー・トヨサンの受付嬢で、主人公の宮本浩(池松さん)が駅のホームで一目ぼれをする美女・甲田美沙子を演じる。
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華村さんは「お芝居の経験のない私が、今の実力で責任を持って新井英樹さんが描いた甲田美沙子を演じきれるのか、正直、躊躇(ちゅうちょ)しました。ですが、このすてきな機会を無駄にせず、自分の今、できる全てを出し切って正面からぶつかっていこうと思い、撮影に臨ませていただききました」と明かしている。
また「美沙子の人柄に、私自身も引かれ、同じ女性として共感するようなそんな感覚もあり、今でも記憶から消えることのない充実した時間を過ごさせていただきました。目が離せなくなる、そんな気持ちを見て感じていただけたらと思います」と語っている。
また柄本時生さんが、宮本の同期で良い相談相手でもある、関西弁がトレードマークの田島薫、星田英利さんが宮本や田島の上司で、マルキタ営業部の課長・小田三紀彦を演じることも決定。とぼけた性格でたびたび周囲をイラつかせる大芝役に新名基浩さん、いつも宮本の尻拭いをするマルキタ営業部の岡崎部長役に古舘寛治さんが決まったことも発表された。
「宮本から君へ」は、1990~94年に「モーニング」(講談社)で連載され、92年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した名作マンガ。ドラマは、映画「ディストラクション・ベイビーズ」の真利子哲也監督が手がけ、主題歌は原作者の新井さんが大ファンと公言しているロックバンド「エレファントカシマシ」が担当する。主人公の宮本浩は、同バンドのボーカル・宮本浩次さんの名前が由来。文具メーカー「マルキタ」の新人社員で、恋と仕事に不器用な宮本浩が営業マンとして、人間として、成長していく青春ストーリーとなる。
4月6日から毎週金曜深夜0時52分~同1時23分にテレビ東京、テレビ大阪ほかで放送される。
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