君になれ:「orange」高野苺の新連載はコブクロとコラボ 「月刊アクション」でスタート

マンガ誌「月刊アクション」5月号に掲載された高野苺さんの新連載「君になれ」の予告
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マンガ誌「月刊アクション」5月号に掲載された高野苺さんの新連載「君になれ」の予告

 アニメ化、実写映画化もされたマンガ「orange」で知られる高野苺さんの新連載「君になれ」が、4月25日に発売されるマンガ誌「月刊アクション」(双葉社)6月号でスタートすることが24日、明らかになった。同日発売の同誌5月号で発表された。「君になれ」は、「orange」の実写映画とテレビアニメの主題歌を担当した男性デュオ「コブクロ」の新曲「君になれ」とのコラボ作品で、高野さんがアーティストの楽曲から連載作品をスタートさせるのは、今回が初めて。

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 コブクロの楽曲「君になれ」は、4月11日に発売されるニューシングル「ONE TIMES ONE」の収録曲。2017年にコブクロのライブツアーで「君になれ」が発表された際、コブクロから高野さんに楽曲をもとにしたマンガ制作のオファーがあり、高野さんが快諾して、今回の連載となった。高野さんとコブクロが意見交換を重ね、「君になれ」の第1話が完成したという。同誌6月号での連載スタートに先駆け、作品紹介やマンガ制作の過程をダイジェストで見せるコブクロの「君になれ」のミュージックビデオが4月上旬に公開予定。

 新連載は、軽音部に所属する高校3年生・足永(あしえ)太陽が主人公。太陽が現実と空想と夢のはざまで壁にぶつかり、立ち止まりそうになっていた時、出会ったのは……という展開。

 高野さんとコブクロのコメントは次の通り。

 ◇高野苺さんのコメント

 今も夢の中にいるようで、まさか自分の人生にコブクロさんへ繋がる道があるとは夢にも思わず、とても感激しています。でもそれまでの道は本当に険しくて、つらくてコブクロさんの音楽しか聴けない時期や、新曲が出るのをただただ楽しみに頑張る日々がありました。そして「orange」で「未来」(実写映画の主題歌)とコブクロさんに出会えたこと、「君になれ」で再びコラボさせていただけること、とてもうれしくて涙が止まりません。いつも慎重な私ですが、今回お話をいただいて、すぐ「できる」と思いました。それはコブクロさんの音楽をずっと聴いてきて、同じ思いがあったり、共感する気持ちが強かったから、マンガでも表現できそうな気がしました。これまで助けていただいた恩返しがしたいです。このマンガを描くために生まれてきたんだと思っているほど、気合は十分です。「君になれ」に込められた思いを大切に、マンガもたくさんの方に届けられるよう、全力で描いていきます。

 ◇コブクロのコメント

 2015年に「未来」という楽曲で「orange」とコラボレーションさせていただいて以来、高野先生は、コブクロのツアーに何度も足を運んでくださいました。ライブの後には、楽屋で真摯(しんし)にライブの感想を聞かせてくださるのがいつもうれしかったです。昨年のツアーの1曲目に歌っていた未発表新曲が「君になれ」でした。もう一度、高野先生と何か作品でご一緒できたら、と思っていたタイミングで、このコラボレーションが浮かび上がってきました。とても自然な流れで、お互いがお互いの作品に込めた思いを語り、こうして実現しました。僕(小渕健太郎さん)の幼いころの夢は、マンガ家になることでした。まさかこうして、自分の音楽が、マンガとして命を吹き込まれるとは、と夢をかなえていただいたような気持ちです。マンガ「君になれ」の今後の展開を、誰よりも楽しみにしています。

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