放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
俳優の池松壮亮さんが4日、東京都内で行われた連続ドラマ「宮本から君へ」(テレビ東京ほか)のイベントに、原作者の新井英樹さんと共に出席。この日は同局の新入社員特別試写会で、サプライズゲストとして登場した池松さんは、冒頭から「できれば来たくなかった」とぼやき気味で、「新井先生とお会いするのも緊張するので。こんなオレンジの頭して、スーツも着ていなくて、何を話したらいいのか……。これからのアドバイスって体ですけど、はっきり言ってボクから学ぶことはない」と“一蹴”し、会場の笑いを誘った。
あなたにオススメ
来春朝ドラ「あんぱん」の“二人の妹” 朝ドラヒロインまで手が届くか
そんな池松さんだが、新入社員から「俳優として泣いたり怒ったり笑ったりするのに最初から抵抗はなかったのか」と聞かれると、「今でも抵抗はあるんですよ。そこに抵抗がなければ伝わるものも伝わらないというか。すごく下品なお芝居になってしまうような気がして。知らない人の前で泣くなんて非日常的なことだし、逆にボクは普段、人前で笑ったり泣いたりしないので。それを当たり前のことにするより、恥ずかしいこと、みっともないことを踏まえた上で、人に伝えることのほうが大事なんじゃないのかなって思います」と考えを明かした。
さらに池松さんはドラマの主人公の宮本のように「自分の中で曲げられないところ」を聞かれ、「はっきり言って僕自身は何もない。宮本に関して言いますと、やっぱり傷つく覚悟。何度も戦える勇気、負けても負けても何度も立ち上がって、さらに負けに行く。それができるっていのうのが一番の宮本のセールスポイント。どんな世界にも通じるものと思っているので、それだけでも皆さんに伝われば十分かなと思っています」と語った。
「宮本から君へ」は、1990~94年にマンガ誌「モーニング」(講談社)で連載され、92年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した名作マンガ。ドラマは、映画「ディストラクション・ベイビーズ」(2016年)で知られる真利子哲也監督が手がける。文具メーカー「マルキタ」の新人社員で、恋と仕事に不器用な宮本浩(池松さん)が営業マンとして、人間として成長していく青春ストーリーとなる。
6日から毎週金曜深夜0時52分~同1時23分にテレビ東京、テレビ大阪ほかで放送される。
人気アニメ「サザエさん」(フジテレビ系)の放送55周年を記念し、“火曜サザエさん”こと「まんが名作劇場 サザエさん」が約27年ぶりに“復活”することが分かった。「まんが名作劇場 …
新刊コミックス情報をお伝えする「今週の新刊」。11月25~30日に発売される主なコミックスは約330タイトル。10月に放送を開始した実写ドラマも話題の「その着せ替え人形は恋をする…
マンガ「俺はあざといを許さない」「4000倍の男」などの雁木万里さんの新連載「妹は知っている」が、11月25日発売のマンガ誌「ヤングマガジン」(講談社)第52号でスタートする。
しげの秀一さんの人気マンガ「頭文字D」の“後継作”が原作のテレビアニメ「MFゴースト」の第20話「決着」が11月17日深夜にTOKYO MXほかで放送される。