山下達郎:細田守監督と9年ぶり再タッグ 最新作の主題歌、OP曲を書き下ろし

細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」の主題歌を担当する山下達郎さん
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細田守監督の劇場版アニメ最新作「未来のミライ」の主題歌を担当する山下達郎さん

 シンガー・ソングライターの山下達郎さんが、劇場版アニメ「サマーウォーズ」(2009年)や「バケモノの子」(15年)などで知られる細田守監督の最新作「未来のミライ」(7月20日公開)のオープニングテーマと主題歌を担当することが6日、明らかになった。山下さんと細田監督がタッグを組むのは、「サマーウォーズ」以来、9年ぶり2度目。2曲共書き下ろしで、山下さんが一つの作品に2曲を書き下ろすのは初めて。

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 山下さんは、細田監督のオファーを受けて書き下ろしを快諾。2人は「未来のミライ」について何度も打ち合わせを重ね、音楽制作に取り組んだという。オープニングテーマはアップテンポなポップソング「ミライのテーマ」、エンディングに流れる主題歌は現在制作中という。この2曲は、山下さんの51枚目のシングルとして7月11日に発売される。

 山下さんは、「『サマーウォーズ』に続き、細田守監督と再度タッグを組ませていただくことになりました。同じ監督と再び、というのも初めてなら、2曲提供させていただくのも、これが初めてです。光栄です。頑張ります。ホームドラマとファンタジーが合体した、今回も細田さんならではのすてきな作品です」とコメントを寄せている。

 細田監督は、「小さな子供が主人公のアニメーション映画『未来のミライ』を作ることになって、敬愛する達郎さんに、そのための楽しい曲を書いてほしいとお願いしました。出来上がった曲は、容赦ない完成度の震えるような名曲でした。すべての子供たちへ向けた、達郎さんからの最上級のプレゼントだと思います」と思いを語っている。

 「未来のミライ」は、甘えん坊の4歳の男の子と未来からやってきた妹の不思議な“きょうだい”の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木が生えた小さな家で暮らしている甘えん坊の4歳の男の子、くんちゃん。ある日、そんなくんちゃんのもとに生まれたばかりの妹がやってくる。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくんちゃん。そんなとき、くんちゃんが出会ったのは、未来からやってきた妹「ミライちゃん」だった……というストーリー。

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