歌舞伎俳優の中村勘九郎さんが7日、熊本県で行われた2019年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の会見に登場。日本最初のオリンピック選手となる主人公・金栗四三役の中村さんは中学時代を熊本ロケで撮影したといい、「今日クランクインさせていただいて、撮影の方は私、本日15歳ということで、36歳になったんですけれど、こんな中学生の格好をしています。中学生の役をやるとは思っていませんでした」と驚きを語った。
ウナギノボリ
解説「光る君へ」 ロバート秋山、はんにゃ金田… 光る! 適材適所の芸人起用
取材会には四三の幼なじみ・美川秀信役の勝地涼さん、四三の兄・金栗実次役の中村獅童さん、後の四三の妻・春野スヤ役の綾瀬はるかさんも出席。中村さんは「勝地さんとともに同級生として、授業をしたり、1日目から楽しい撮影ができました。金栗さんの生まれた熊本の地で撮れたというのもうれしいですし、今後も熊本にも訪れると思うので、思い出が作れたらいいなと思います」と話すと、「宮藤(官九郎)さんの脚本がめちゃくちゃ面白いので、2019年の大河ドラマ、めちゃくちゃ面白いものになるとおもいます」と早くも手応えを感じている様子だった。
また、綾瀬さんは「私は明日から撮影に入ることになりますが、この熊本の美しい景色の中でキャスト、スタッフの皆さんとご一緒できることを本当に楽しみにしています。主人公の“いだてん”の後を一生懸命追いかけて、1年半疾走したいと思います」と力を込めていた。
19年の大河ドラマのテーマは「オリンピック」で、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年を描くオリジナルストーリー。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇になるという。大河ドラマで近現代史を取り上げるのは86年の「いのち」以来、33年ぶり。
主演は勘九郎さんと俳優の阿部サダヲさん。阿部さんはコーチとして日本水泳の礎を築き、「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者・田畑政治役で、勘九郎さんと阿部さんは“リレー”形式で主演のバトンをつなぐという。放送は19年1月から。
俳優の川口春奈さん主演の4月期連続ドラマ「9ボーダー」(TBS系、金曜午後10時)が4月19日の“9ボーダーの日”に初回15分拡大でスタートすることが明らかになり、川口さんら“3…
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の本編の最終回(第126回)が3月29日に放送された。同回で、スズ子(趣里さん)の梅丸少…
伊藤沙莉さん主演で、4月1日にスタートする2024年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となる三淵嘉子さんの人生をモデルとしたオリジ…
趣里さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の本編の最終回(第126回)が3月29日に放送された。歌手を引退するスズ子(趣里さん)が…