浅沼晋太郎:人気声優がご当地ヒーロー番組出演 一般オーディションでラスボスの座射止める

「鉄神ガンライザー零(ゼロ)」のDVD発売記念イベントに登場した浅沼晋太郎さん
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「鉄神ガンライザー零(ゼロ)」のDVD発売記念イベントに登場した浅沼晋太郎さん

 声優の浅沼晋太郎さんが24日、東京都内で開かれた「鉄神(てつじん)ガンライザー零(ゼロ)」(テレビ岩手)のDVD発売記念イベントに登場。俳優としてラスボス役で出演した浅沼さんは、一般のオーディションを受けて役を射止めたが「声の仕事をしているが、自分の作品が岩手で放送された感じがなく、(盛岡市出身なので)故郷に錦を飾った感じがなかった。念願かなってうれしかったです」とうれしそうに振り返った。

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 浅沼さんは「ラジオで『ガンライザーに出たいんだ』と言ったこともあります。(同作の脚本を担当した)及川拓郎監督とは仕事をさせてもらったこともあるのに、夢が実現せずもやもやしていた。するとリスナーから『オーディションがある』と聞いたので、受けに行こう。受かったら『やった!』だし、落ちても面白い。幸いなことにボス役をいただきました」と明かした。一般オーディションでは、会場の後ろの方に隠れていたが、関係者に気付かれて「浅沼さんですか?」と声をかけられたという。

 イベントには、アイドルグループ「夢みるアドレセンス」(夢アド)の志田友美さん、俳優の松尾英太郎さん、及川監督も出席した。及川監督は、浅沼さん起用の理由を「番組は予算が少なく、プロが自主製作映画をしているような感覚なんです。(放送が続いて)ベースができたので起用しました。嫌だったわけじゃないですよ」と明かした。

 「鉄神ガンライザー零」は、岩手県のご当地ヒーロー「鉄神ガンライザー」シリーズの7作目。大学生の石神桜花(志田さん)は研究室で古文書を手にしたことから「ガンライザー零」を呼び出してしまう。正義のヒーローなのに実生活では失敗続きの零だが、桜花の命令で「もののけ」たちに立ち向かうというコミカルタッチのストーリー。昨年10月から今年1月まで全12話放送された。DVDは3800円(税抜き)。

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