西郷どん:第17回「西郷入水」 吉之助と月照に“重すぎる”処分 死を覚悟? 正助は友のため…

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第17回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第17回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第17回「西郷入水」が6日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。大老・井伊直弼(佐野史郎さん)の弾圧から逃れるため、月照(尾上菊之助さん)を連れ薩摩に戻ってきた吉之助(鈴木さん)。しかし、藩の突然の政策転換により、吉之助と月照に実質的には処刑を意味する“日向送り”の沙汰が下る……。

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 井伊の政治弾圧「安政の大獄」により追われる身になった吉之助と月照。ボロボロになりながら、やっとの思いで薩摩にたどり着き、2人は身を隠すが、斉彬(渡辺謙さん)亡き後、再び藩の実権を握った斉彬の父・斉興(鹿賀丈史さん)は、幕府に刃向かうなど言語道断とし、吉之助と月照を日向に追放する処分を下す。それは、実質的には処刑を意味するもので、正助(瑛太さん)は吉之助の命を救うため、斉興に直訴し、ある取引を申し入れる。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を担い、西郷は江戸へ京都へと奔走する。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒。やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第16回「斉彬の遺言」では、吉之助が近衛家を通じ、朝廷に働きかけ、水戸藩を動かそうとする。その動きを知った井伊直弼は、一橋慶喜(松田翔太さん)と慶喜の父・斉昭(伊武雅刀さん)を蟄居(ちっきょ)・謹慎処分にしてしまうと、さらに“一橋派”ら幕府に刃向かう者たちを一気に粛清しようとする。そこで吉之助は月照を連れ、京から薩摩へと逃亡を図るが、盟友・橋本左内(風間俊介さん)も捕まってしまい……という展開だった。

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