内村光良:12年ぶり月9で長澤まさみと“初共演”「圧倒されました」

連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」の第6話にゲスト出演する内村光良さん (C)フジテレビ
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連続ドラマ「コンフィデンスマンJP」の第6話にゲスト出演する内村光良さん (C)フジテレビ

 お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが、女優の長澤まさみさん主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「コンフィデンスマンJP」(月曜午後9時)の第6話(14日放送)にゲスト出演し、悪徳コンサルタントを演じることが7日、分かった。内村さんは、2006年放送の「西遊記」以来、12年ぶりの月9。主演の長澤さんは、内村さんが監督を務めた2013年公開の映画「ボクたちの交換日記」に出演していたが、内村さんは「(当時)お芝居での共演はありませんでした」といい、「今回のドラマで初の絡みということで、いい思い出を作ることができました(笑い)。一緒にお芝居ができて良かったです」と喜んでいる。

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 内村さんは長澤さんとの“初共演”について、「映画でも監督と役者としてお仕事をしましたが、もう最初から圧倒的なオーラと華のある人で、今回、間近で見られて良かったです」と話し、「瞬時の(芝居の)スイッチの入れ方が、やっぱりすごいなと。特にコメディーなので、早口でまくし立てるところとか大変だったと思うし、あのパワーの入れ方が“おお、すげえな”と、改めて圧倒されました」と印象を明かしている。

 内村さんが今回のドラマで演じるのは、アメリカ帰りの売れっ子コンサルタント・斑井満(まだらい・みつる)。得意分野は地方再生や町おこし。地方に出向いては、耳障りのいいプロジェクトを持ちかけ、タダ同然で土地を買い上げて、産廃処理場などに転売する悪徳コンサルタントで、内村さんは「悪そうな名前ですよね、“斑井”って。蛇みたいな。でもそういうヤツなんでしょうね。すごく冷徹で」と苦笑い。

 さらに内村さんは斑井のことを、「金の亡者というか、金が全てで、土地転がしをやってるという。美女をはべらしてね。でも、かつて変人扱いされた父への思いがルーツにあって、それを背負って今は風切ってブイブイいわせてる」と説明。「私は、斑井みたいにスーパーカーには乗りませんし、マフラーもしないです(笑い)。自分とは真逆の人間だと思います。でも、彼のように、父親を思う気持ちは誰しもあると思うんですよ。今回の役どころでは、あんな父親だけど、その背中を追いかけてたというような父親への思いがあり、そういうところは共通するところがあるように感じました」と振り返っている。

 ドラマは、一見、平凡そうで善良そうな姿をした信用詐欺師のダー子(長澤さん)とボクちゃん(東出昌大さん)、リチャード(小日向文世さん)が、さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大かつ奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだまし取る……という“痛快エンターテインメントコメディー”。

 内村さんは「一話一話が、全く違うので面白いと思いますし、悪人が最後はやられちゃう爽快感があります。私も久々の悪役なんで、ちょっといつもの私と違う面を楽しんでいただければと思います。きっと、スカッとできると思いますので、『スカッとジャパン』に引き続き、お楽しみいただければと」とアピールしている。

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