ルパン三世:テレビアニメ新シリーズに7人の豪華脚本家 時雨沢恵一や野島一成も

アニメ「ルパン三世 PART5」のビジュアル 原作:モンキー・パンチ (C)TMS・NTV
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アニメ「ルパン三世 PART5」のビジュアル 原作:モンキー・パンチ (C)TMS・NTV

 人気アニメ「ルパン三世」の新シリーズ「ルパン三世 PART5」に、ライトノベル「キノの旅 the Beautiful World」などの時雨沢恵一さんやゲーム「ファイナルファンタジー」「キングダム ハーツ」シリーズなどの野島一成さんら7人の豪華脚本家が参加していることが8日、明らかになった。

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 新シリーズは、「コードギアス 反逆のルルーシュ」などの大河内一楼さんがシリーズ構成、脚本を担当しているが、ほかにも、時雨沢さん、野島さん、アニメーターとしても活躍する酒向大輔さん、「ブレンド・S」などの雑破業さん、「警視庁いきもの係」シリーズや「名探偵コナン から紅の恋歌」などの大倉崇裕さん、「アイドルマスター SideM」などの綾奈ゆにこさん、劇団惑星ピスタチオの舞台を手がける西田シャトナーさんが脚本家として参加している。

 「ルパン三世」はモンキー・パンチさんのマンガが原作。第1シリーズが1971~72年、第2シリーズが77~80年、第3シリーズが84~85年、第4シリーズが2015~16年に放送された。新シリーズの舞台は、現代のデジタル社会で、ルパンはクラシックカーに乗り、ワルサーP38のような旧式の拳銃を使うが、インターネットやモバイル端末などのデジタルガジェットを駆使する。日本テレビの深夜アニメ枠「AnichU(アニチュウ)」で放送中。

 ◇大河内一楼さんのコメント

 第1話の冒頭を見ていただければ分かるのですが、今回のPART5は、基本的にこれまでの「ルパン三世」を通過してきた存在と考えています。ルパンには、若くて凶暴だった時代もあり、ハデでバブリーだった頃もある。そして今、PART5のルパンは、それらの時代をへて、大人の男の落ち着きと余裕を持っています。とはいえ、そのルパンだけでは、「ルパン三世」最大の魅力である”バラエティー”を描きづらい。そこで、今回のPART5では、連続話という新しい語り口を用意しつつ、従来の1話完結話を挟んでいきたいと考えました。皆さんが初めて出会ったルパンは何色のジャケットを着ていましたか? 一番お好きな色は何ですか? 1話完結話では、僕ら作り手も、自分の一番好きなルパンをそれぞれ書いてみました。50年続く「ルパン三世」のバラエティーを、楽しんでいただけると幸いです。

 それと、劇中に過去作品のオマージュが出てきますが(皆さん、いくつ気づかれましたか?)、実はこれ脚本ではありません。ルパンを好きな現場スタッフたちの遊びの部分です。自分でも驚くような細かいガジェットが拾われていたりして、映像ができ上がる度、スタッフのルパン愛に感心しています。ジャケットの色に合わせて絵柄も変えてあるそうです。しかも当時のスタッフが実際にやっていたりもして………。まさに本物! プロの遊びって、本当にすごいです。ストーリーを知っている自分も、放映を見るのが毎週楽しみなのです。

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