MD松尾のヒット解析:ドンキーコングの新作が首位に GWはスイッチが好調

 TSUTAYAで加盟店にゲームソフトの商品提案をしているマーチャンダイザー(MD)の松尾武人さん。バイヤー歴10年以上の松尾さんは、その経験からソフトの特徴に合わせた商品展開を得意としている。ベテランバイヤーがヒットの流れを解析し、今後の動きを予想する。

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 ゴールデンウイーク後半ですが、ニンテンドースイッチが本体、ソフトともに好調でした。ソフト部門のトップもスイッチの新作「ドンキーコング トロピカルフリーズ」(NS、任天堂)でした。オリジナルにあたるWiiU版の倍以上売れており、男女問わない幅広い層の支持を集めています。2位以下には「実況パワフルプロ野球2018」(コナミデジタルエンタテインメント)のPS4版、Vita版が残りました。

 ◇今週の動き

 ゴールデンウイーク明けということで全体的に落ち着いた売れ行きになりそう。新作の発売もないので、「ドンキーコング トロピカルフリーズ」「実況パワフルプロ野球2018」「星のカービィ スターアライズ」(NS、任天堂)と発売済みの人気タイトルが上位をキープしそうです。

 ◇ランキングは次の通り(4月30日~5月6日・TSUTAYA調べ・限定版含む)

1位 ドンキーコング トロピカルフリーズ(NS)
2位 実況パワフルプロ野球2018(PS4)
3位 実況パワフルプロ野球2018(Vita)
4位 星のカービィ スターアライズ(NS)
5位 ニンテンドーラボ バラエティ キット(NS)
6位 ゴッド・オブ・ウォー(PS4)
7位 マリオカート8 デラックス(NS)
8位 スプラトゥーン2(NS)
9位 スナックワールド トレジャラーズ ゴールド(NS)
10位 SDガンダム ジージェネレーション ジェネシス for Nintendo Switch(NS)

 ◇プロフィル

 松尾武人(まつお・たけと) TSUTAYAゲームリサイクル企画グループ リーダー

 「GAME TSUTAYA」加盟約550店に新作ゲームの商品提案をするマーチャンダイザー。1996年から家電量販店でゲームのバイヤーを担当。2002年にTSUTAYA入社後も一貫してバイヤーの道を歩んできた。ネオジオCDを2台購入したほどの格闘ゲーム好きだったが、現在は携帯版ドラクエなどで遊ぶ日々が続いている。

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