スタジオジブリ:「言葉の魔法展」鈴木敏夫Pの出身地・名古屋で開催へ 描き下ろしイラストの缶バッジも

松坂屋美術館で開催される「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」のメインビジュアル 映画「風立ちぬ」より (C)2013 Studio Ghibli・NDHDMTK
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松坂屋美術館で開催される「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」のメインビジュアル 映画「風立ちぬ」より (C)2013 Studio Ghibli・NDHDMTK

 スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーの軌跡をたどる展覧会「スタジオジブリ 鈴木敏夫 言葉の魔法展」が、6月23日~7月16日に鈴木プロデューサーの出身地、名古屋市の松坂屋美術館(名古屋市中区)で開催される。会期中無休。鈴木プロデューサーが描き下ろした名古屋ゆかりのイラストを使った缶バッジ付きの前売り券が、ローソンチケットで12日に発売される。

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 展覧会は、ジブリ作品の資料とともに、鈴木プロデューサーの手書きによる題字、キャッチコピー、キャラクターデザイン、幼少期の制作物から最近の映画寸評までを一挙に紹介する。「千と千尋の神隠し」の湯屋の精密模型、鈴木プロデューサーの頭の中をイメージしたドームなども展示される。名古屋では、鈴木プロデューサーがアニメーション雑誌「アニメージュ」(徳間書店)の編集者時代の仕事にも焦点を当て、編集長を務めた時代の同誌を閲覧できるほか、影響を受けた文学、マンガ、映画、人々も紹介される。

 鈴木プロデューサーは1948年、名古屋市昭和区元宮町で生まれた。その後、東区の赤萩町をへて東大曽根に引っ越し、小学6年まで過ごした。中学校から大学で上京するまでは北区の黒川で過ごした。小学生時代には徳川園(東区)でよく遊んだという。

 ローソンチケット限定のオリジナル缶バッジ付前売り券は、一般1200円、中高生800円、小学生600円。缶バッジは当日会場で無作為にいずれか1種類が渡される。数量限定でなくなり次第終了。

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