金曜ロードSHOW!:高畑勲監督の最後の監督作品「かぐや姫の物語」をノーカットで放送

映画「かぐや姫の物語」のワンシーン (C)2013 畑事務所・Studio Ghibli・NDHDMTK(C)2013 畑事務所・Studio Ghibli・NDHDMTK
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映画「かぐや姫の物語」のワンシーン (C)2013 畑事務所・Studio Ghibli・NDHDMTK(C)2013 畑事務所・Studio Ghibli・NDHDMTK

 18日の「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系、午後9時)は、4月に亡くなった高畑勲監督が手がけ、2013年に公開された劇場版アニメ「かぐや姫の物語」を本編ノーカットで放送する。高畑監督が8年の歳月をかけて完成させた最後の監督作品で、「竹取物語」のかぐや姫の誕生と、月に帰った理由を高畑監督が独自に解釈した感動作だ。

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 かぐや姫の声優は、オーディションで選ばれた女優の朝倉あきさんが担当。翁役は今作が遺作となった地井武男さんで、そのほか高良健吾さん、宮本信子さん、上川隆也さん、高畑淳子さんといったそうそうたるメンバーが声優として参加した。音楽は、作曲家の久石譲さんが高畑監督作を初めて手がけたことも公開当時話題になった。

 ある日、光り輝く竹を見つけた翁(地井さん)が竹を切ると、中から小さく美しい姫君が現れた。翁と媼(おうな、宮本さん)に育てられた姫(朝倉さん)は、半年で少女に成長し、近所の捨丸(高良さん)らと野山を駆け回って暮らしていた。ある日、翁の前に再び光り輝く竹が現れ、大量の小判や衣装を手にした翁は都に移住し、娘を“高貴の姫君”にするよう教育する。

 大人になった姫は「なよたけのかぐや姫」と名付けられ、披露のうたげが執り行われた。ところが、都の退屈な生活や周囲の男たちに嫌気がさした姫は、うたげの最中に故郷の山に向かって走り出す。しかし姫は、故郷から捨丸たちがいなくなったと知り、翌日から翁の望む“姫君”として振る舞い始めた。男たちが求婚に訪れる中、姫は5人の公達(きんだち)に想像もつかない結婚の条件を突きつける……というストーリー。

 次週25日の「金曜ロードSHOW!」は、スティーブン・スピルバーグ監督の大人気シリーズ第2弾「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」を放送する。

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