女優の夏川結衣さんが25日、東京都内で行われた、山田洋次監督の本格喜劇映画「家族はつらいよ」シリーズの第3弾「妻よ薔薇のように 家族はつらいよ3」の初日舞台あいさつに出席。劇中でフラメンコを披露している夏川さんは、ダンスを指導した講師から練習時の苦労と上達ぶりを明かされると、涙を浮かべる一幕があった。
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夏川さんはダンスについて、台本を読んだ際に「合成(処理するの)だと思っていました。山田監督から『練習をしているのかい?』と聞かれて、大忙しで練習をしていました」と約1カ月間の練習を回顧。そのタイミングで、夏川さんを指導したフラメンコ講師の佐藤浩希さんがサプライズで登場した。
佐藤さんから「今まで経験がないと聞いて、これは困ったもんだと。山田監督には『すごく筋が良いですよ』とうそをついていたんですが、最初は全然踊れなくて。少しずつ上達していって、最後は歓喜の涙を流されていました」と努力をたたえられると、夏川さんは「本当に心が折れてしまって、間に合わないと思ってしまったんです。思い出すだけで涙がちょっと出ます」と目を潤ませていた。
舞台あいさつには橋爪功さん、吉行和子さん、西村まさ彦さん、中嶋朋子さん、林家正蔵さん、妻夫木聡さん、蒼井優さん、山田監督も出席した
「家族はつらいよ」は、山田監督が名作「男はつらいよ」シリーズから約20年ぶりに取り組んだ本格喜劇で、2013年の「東京家族」を下敷きに、東京郊外で暮らす平田一家の騒動をコミカルに描いた人情ドラマ。橋爪さん、西村さん、夏川さんのほか、吉行さん、中嶋さん、林家さん、妻夫木さん、蒼井さんが出演。第1作は16年3月、続編が17年5月に公開された。第3作「妻よ薔薇のように」では、平田一家の家事の全てを担う長男夫婦の嫁・史枝(夏川さん)の“反乱”により、一家に史上最大のピンチが訪れる……という内容。
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