内山昂輝:デビルマン演じ自身の“動物性”を実感? 「動物でしかないなと…」

アニメ「DEVILMAN crybaby」のトークイベントに登場した内山昂輝さん(左)と潘めぐみさん
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アニメ「DEVILMAN crybaby」のトークイベントに登場した内山昂輝さん(左)と潘めぐみさん

 永井豪さんのマンガ「デビルマン」の新作アニメ「DEVILMAN crybaby」のブルーレイボックスが30日に発売されることを記念して、東京都内で25日、トークイベントが開催され、声優の内山昂輝さん、潘めぐみさんが登場した。アニメでデビルマンに変身する不動明を演じた内山さんは、役柄と自身の共通点を聞かれ、「デビルマンの動物性が描かれていると思うんですけど、自分は動物なんだなと思います。ものを食べている時とか、動物でしかないなと」とコメント。それに対し、潘さんは「ん? 欲のままにってこと?」と困惑した表情を見せ、観客の笑いを誘っていた。

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 イベントは、アニメの全10話観賞の前に行われ、内山さんと潘さんがトークで1話ずつアニメを振り返った。内山さんは、アニメ終盤の第9話の収録を振り返り、「ある種、張り詰めたような空気で収録をしていて、あの日のことは忘れられない」と明かした。続けて、牧村美樹を演じた潘さんが「収録が終わった後も、うっちー(内山さん)と小清水(亜美)さん(ミーコ役)と3人で、近くの野球場をぼーっと眺める時間があった」と話すと、内山さんは「(3人で)ダベったんですよね。このまま帰れねえーとなって」としみじみと振り返っていた。最後に内山さんは、「関わったことが誇りになる、プライドを持てる作品になりました」と同作への思いを語った。

 「デビルマン」は、悪魔の力を手に入れた不動明の戦いを描いた永井さんの代表作の一つ。新作アニメは「四畳半神話大系」「ピンポン THE ANIMATION」などの湯浅政明さんが監督を務めた。同作は、これまでもアニメ化されてきているが、初めて原作のラストまで映像化され、飛鳥了と不動明の出会いから、デビルマン誕生、デビルマン対サタンのハルマゲドンまでが描かれる。動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で世界190カ国へ配信中。30日にブルーレイボックス「DEVILMAN crybaby COMPLETE BOX」が発売される。

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