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趣里:ブラックペアンの猫田は「目の芝居」意識 反響に喜びと驚き

テレビ
TBS系の日曜劇場「ブラックペアン」に猫田麻里役で出演している趣里さん

 人気グループ「嵐」の二宮和也さん主演の連続ドラマ「ブラックペアン」(TBS系、日曜午後9時)に、クールな看護師の“ねこちゃん”こと猫田麻里役で出演している女優の趣里さん。第1話から登場すると、一匹狼で破天荒な天才外科医・渡海征司郎(二宮さん)を的確にサポート、アシストする有能な相棒として、少ない出番の中で存在感を発揮し、ネット上では「猫田さんのクールで鋭い目に心をつかまれた」「ねこちゃん、カッコいい」などの声が上がった。思わぬ反響に「こんなふうに取り上げていただいてうれしいですし、驚いてもいます」と明かす趣里さんに、話を聞いた。

 ◇言葉で描かれない部分「どう埋めるか常に考えています」

 趣里さんが演じる猫田は、海堂尊さんの原作小説「新装版 ブラックペアン1988」やその後のシリーズ作にも登場する人気のキャラクター。暇を見つければ惰眠をむさぼろうとする、自堕落な一面がありつつ、“オペ室の悪魔”と呼ばれる渡海が信頼を寄せるほどの有能な看護師で、ドラマでも手術中の器械出しなどで、その実力のほどを見せてきた。

 趣里さん自身は猫田について「ちょっと変なキャラクターなんですけど、看護師なので人のためになりたい、人の命を助けたいという情熱は必ずある。渡海先生に懐いているのは、そこに“正義”があるからで、その部分を冷静に見極めることができる人だと思います」と話す。

 周囲の看護師と群れることを好まず、一瞥(いちべつ)するくらいが関の山といった感じの猫田のコミュニケーション能力については、「あれはちょっとね、普通だったらクビですよね」と苦笑い。「結構、上の人に反抗するんですけど、福澤克雄監督にも『もう振り切ってやっちゃって』と言われていて……。どのくらいやっていいのか、いつも探っているんですが、あとから冷静になって『これはクビだわ』って反省したりしてます」と笑う。

 猫田といえば、手術中などの緊迫したシーンでもブレることのないクールなまなざしが特徴だ。的確な器械出しと共に看護師としての有能さを、その目線で視聴者に印象づけてきた。「やっぱりせりふがない分、目の芝居を。今この人は何を思っているのかを伝えるため、そこはすごく意識していますね。特に手術のシーンは、マスクとかで顔の大部分が隠れてしまうので、言葉では描かれない部分をどう埋めるか、常に考えていますし、そこは目でしか表せないのかな」と語った。

 ◇今後は猫田自身にも変化?「1ミリ、2ミリくらいの…」

 渡海と猫田の距離感や“相棒感”も、いまやドラマには欠かせない要素だ。視聴者からも「渡海とねこちゃんのペア最高かよ」「渡海ねこちゃんコンビが一番楽しみ」といった声が多く聞かれるという。

 趣里さんも「群れない者同士、通じるものがあるとは思う」といい、「ただ、そこは絶対にしゃべってはいないと思う(笑い)。あとは単純に技術を認め合っていて、猫田も渡海先生とは別のところで、上の人間に対する不信感を持っている。誰かを救うってことに関しては、そこに一番、心があるから。周りに厳しくなるっていうのは共通しているのかな」と考えを明かす。

 渡海役の二宮さんの印象を聞くと「手術のシーンとかでアドリブで出てくる一言にすごくドキッとさせられるので、本当に天才だなって日々、思ってますね。自然体なので、どこからスイッチが入るのかが分からない。いつ渡海先生になったのか分からないくらいナチュラルにお芝居をなさるので、改めてすごいなって」としきりに感心する。

 ドラマでは今後、「いろいろな人の過去もだんだん明らかになっていく」といい、「まずはドラマ全体を見ていただきたいんですけど、猫田自身も美和ちゃん(葵わかなさん)との関係性とかちょっとずつ微妙に、1ミリ、2ミリくらいの変化はあるので(笑い)。『世良君(竹内涼真さん)、成長しているな』とか『高階先生(小泉孝太郎さん)、やるな』みたいな感情はちゃんと芽生えているので、想像力を持って見ていただけたらと思いますね」とアピールしていた。

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