西郷どん:第20回視聴率12.2% “超高速”「桜田門外の変」も

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第20回が27日に放送され、平均視聴率は12.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だった。第20回では「桜田門外の変」も描かれたが、30秒程度という短時間での描写が話題を集めた。

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 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第20回「正助の黒い石」では、薩摩では幕府や藩政に対して藩士たちの不満が高まる中、島津斉興(鹿賀丈史さん)が亡くなり、久光(青木崇高さん)が国父として藩の権力を握る。薩摩を変えたい正助(瑛太さん)は、久光に急接近。少しずつ信頼を得ていく。しかし、有馬新七(増田修一朗さん)ら精忠組の過激派は、正助のやり方が気に入らず、対立を深めると、脱藩を口にする者が続出。そして江戸では、大老・井伊直弼(佐野史郎さん)が桜田門外で水戸の脱藩浪士らに襲われ、命を落とす……という展開だった。

 「西郷どん」は、NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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