タレントの藤本美貴さんが31日、東京都内で行われた米映画「ワンダー 君は太陽」(スティーブン・チョボスキー監督、6月15日公開)のジャパンプレミアイベントに登場した。遺伝子疾患で人とは違った顔で生まれてきた子供が、家族の支えを受けて、学校生活などでの困難に立ち向かう物語で、 2児の母である藤本さんは「涙が止まらない、何度も何度も泣ける、そんな作品でした。私も子離れしなきゃ……」と母親目線で映画の感想を語った。
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映画は、全世界800万部のベストセラー児童小説「ワンダー」の映画化。外見に生まれつきの障害を抱え、27回もの手術を受けたせいで一度も学校に通っていなかった10歳の少年オギーが、初めての学校生活を通して成長していく姿を描いたヒューマン作。オギーの父親を、オーウェン・ウィルソンさん、夫の反対を押し切ってオギーを学校へ行かせる決意をする母親をジュリア・ロバーツさんが演じている。
藤本さんは「実際に自分の子供が小学校1年生で、新しい環境の中、親から離れて一人で戦っていかなきゃいけない。オギーと環境が似ている」といい、「こうやって子供って成長していくんだな」としみじみ。ロバーツさん演じる母親に「(子供のピンチを)助けてあげたいけれど、『ここで助けちゃだめだ』とグッと我慢する。親なら分かる感情じゃないかなと思いますね」と共感していた。
この日は、映画「ルーム」で注目された主演の天才子役、ジェイコブ・トレンブレイさんとチョボスキー監督も登場、日本人ゲストとして、2016年にベストマザー賞を受賞したママ代表として藤本さんが出席したほか、日本の天才子役代表として鈴木福さんも登場。劇中に登場するヘルメット形の特製ちょうちんをプレゼントし、来日した2人を喜ばせた。
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