アニメやゲームが人気の「妖怪ウォッチ」の劇場版アニメ最新作のタイトルが「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」に決定し、12月14日に公開されることが15日、明らかになった。キャラクターが一新され、1960年代を舞台に主人公の少年シンたちと妖怪たちとの友情が描かれるという。主人公のシンとジバニャンに似た謎の猫妖怪・猫又が見つめ合う姿が描かれたビジュアルも公開された。ビジュアルには「ずっと一緒だと思ってた――」というキャッチコピーが添えられている。
ウナギノボリ
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劇場版アニメ第5弾となる「映画 妖怪ウォッチ FOREVER FRIENDS」は、60年代の東京・さくら元町が舞台。貧しくも幸せに暮らしていた少年シンは、たった一人の家族である母親を亡くし、不幸のどん底に。そんなシンを救った少年イツキもまた姉を亡くしていた。2人の少年は、妖怪が見える少女タエを仲間に加え、シンの守護霊スーさん、猫又などの妖怪たちと共に大切な家族の魂を取り戻すため、不思議な事件に立ち向かう……というストーリー。キャラクターたちが、今まで見たことのない世界への旅立ち、出会い、そして成長する、映画「スタンド・バイ・ミー」のような「妖怪ウォッチ」になるという。
原案・脚本を務める製作総指揮の日野晃博さんは「今年は原点に立ち返り、家族みんなで見ることができる『良質のアニメ作品』を作ろうと考えました。基本中の基本ですが、スペクタクルもあって、感動もある、『映画』として見ごたえある物語づくりを目指しています。これまで以上に、世界観のディテールとストーリーラインにこだわりました」とコメントしている。
さらに「今回、なんと、妖怪ウォッチらしいイマドキの妖怪たちは一切登場しないのです。代わりに、どこかで聞いたことがあるような、伝承に記された妖怪たちが出てきます。登場人物は、全員が新しいキャラクターとなりますが、初期の妖怪ウォッチに近い、温かい『妖怪』と『人間』の姿がそこにあります。そして、もうひとつの見どころは全て作り直された『妖魔界』です。妖魔界は、大人でも魅力的に感じるような、しっかりとリアリズムを持った世界となりました」と明かしている。また「本作は、笑いあり、涙あり、少年たちの大冒険の中で、『友情』とはなにかが語られます。過去最高のエンターテインメント妖怪映画を、家族みんなで楽しんでください!」と語っている。
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