西郷どん:第25回「生かされた命」 薩摩と英国が緊張状態に! 吉之助は島民を守れるか?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」第25回の一場面 (C)NHK
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NHKの大河ドラマ「西郷どん」第25回の一場面 (C)NHK

 俳優の鈴木亮平さん主演のNHK大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第25回「生かされた命」が1日に放送される(NHK総合で午後8時ほか)。沖永良部(おきのえらぶ)島に流された吉之助(鈴木さん)は、島役人の土持政照(斎藤嘉樹さん)の機転で、ようやく人間らしい生活を取り戻す。その頃、薩摩の国父・島津久光(青木崇高さん)の行列を乱した英国人に、憤慨した藩士が斬りかかるという、世にいう「生麦事件」が起こる……。

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 野ざらしの牢(ろう)で死に直面した吉之助を救うため、土持は「座敷牢」を作ることを思いつく。土持の機転で、ようやく人間らしい生活を取り戻した吉之助は、そこで島の子供たちに学問を教え始める。その頃、武蔵国生麦村付近で、無礼を働いた英国人を海江田(高橋光臣さん)ら薩摩藩士が斬る「生麦事件」が起こり、薩摩と英国は一触即発の緊張状態に陥る。

 久光に、英国に屈せず戦うことを進言する一蔵(瑛太さん)。一方、薩摩との賠償交渉が進まないことに業を煮やした英国の艦隊は、薩摩へと迫る。その知らせは沖永良部にも届き、川口雪篷(石橋蓮司さん)は漁師の舟を盗み島抜けを企てる。そこで吉之助も、おびえる島民を守るために立ち上がる。

 「西郷どん」は、明治維新150年となる2018年放送の大河ドラマ57作目。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助)の愚直な姿にカリスマ藩主・島津斉彬が目を留める。斉彬の密命を帯び、西郷は江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第24回「地の果てにて」は、久光の命に背いた罪で、徳之島に流された吉之助は、愛加那(二階堂ふみさん)との再会に歓喜する。幸せな時間は長くは続かず、吉之助はさらに南の沖永良部島へと追いやられる。地の果てで吉之助を待っていたのは、野ざらしの牢に入れられるという異例の極刑。そこに酒に酔った謎の男・川口雪篷が現れ……という展開だった。

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