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堤真一:重松清の短編映画化で“赤鬼”に 柳楽優弥、川栄李奈と共演

映画
映画「泣くな赤鬼」に出演する(左から)川栄李奈さん、堤真一さん、柳楽優弥さん(C) 2019「泣くな赤鬼」製作委員会

 俳優の堤真一さんが、映画「泣くな赤鬼」(兼重淳監督、2019年公開)で主演を務めることが19日、明らかになった。映画は、「とんび」「流星ワゴン」などの重松清さんの短編集「せんせい。」(新潮文庫)の一編を実写化。柳楽優弥さん、川栄李奈さんも出演する。

 堤さんが、日に焼けた赤い顔と鬼のような熱血指導から「赤鬼先生」と呼ばれていた城南工業野球部監督の小渕隆、柳楽さんが小渕のかつての教え子で末期がんを患う斎藤智之(愛称ゴルゴ)、川栄さんがゴルゴの妻の雪乃を演じる。

 小渕は、甲子園出場一歩手前まで行くも夢かなわず、今では、野球への情熱が衰え、定年間際の中年になっていた。ある日、かつての教え子のゴルゴと偶然、病院で再会する。野球の素質はあったが、こらえ性のない性格のため挫折し、高校を中退したゴルゴだったが、結婚して家庭を築いていた。しかし、ゴルゴは末期がんで余命半年という。赤鬼はゴルゴのために、かつて彼が挑むはずだった甲子園出場を懸けた決勝戦の再現試合を企画する……というストーリー。

 ◇小渕隆(赤鬼)役の堤真一さんのコメント

 重松さん原作の映像化は、ドラマ「とんび」以来2作目です。重松作品の読み物としての面白さはもちろんですが、この作品には、映像化によって、物語の奥にあるものを小説とは違った形で引き出し、膨らませることができる……。そんな可能性を強く感じました。野球部監督と一生徒の関係が丁寧に描かれていますが、どこか親子にも通じるような、人と人との関わりについて深く考えさせられる作品です。

 僕が演じる野球部の監督は、熱気に満ちあふれた現役監督時代の姿と、時を経て、元生徒と再会したときの疲労感が漂う姿の二面があります。そんな過去と現在の二面性を、決して表面的に作るのではなく、たたずまいの違いで表現できればと思っています。この作品に触れて、今、自分の学生時代の思い出が鮮明によみがえってきています。やはり先生と生徒とのつながりは、たとえ頻繁に会うことはなくなっても、その記憶は深く残っていますから。まずはバッティングセンターへ行こうかな(笑い)。 ぜひ、ご期待いただきたい作品です。

 ◇斎藤智之(ゴルゴ)役の柳楽優弥さんのコメント

 堤さんが主演される作品に参加させていただけるということがとてもうれしいです。自分の学生時代と状況は違いますが、先生と生徒の関係性に感情移入しながら一気に読み終えました。本当に感動しました。(兼重)監督とクランクアップまでしっかりと話し合いながら、斎藤智之という役を丁寧に作り上げていきたいと思っています。この原作の素晴らしさをしっかりと伝えられるように頑張ります。ぜひ楽しみにしていてください。

 ◇雪乃役の川栄李奈さんのコメント

 最初お話をいただいたとき、詳細な内容はまだ知らなかったのですが、決定されているキャストの名前をお伺いして、早く撮影したい!という気持ちになりました。タイトルは「泣くな赤鬼」ですが、原作を読んだだけで涙が出ました。これを堤さんや柳楽さんと一緒に作品作りができると思うと、経験豊富なお二人に必死に食らいついていこうと思っています。雪乃は病に侵される夫を献身的に支え、子供には弱さを見せない力強い妻であり、母です。夫役の柳楽さんは以前共演したときのお芝居が魅力的で忘れられません。今回また夫婦役で共演できると聞き、柳楽さんがどんな空気感を作ってくれるのか、私もそれを支える奥さんでいられるように頑張りたいと思います。

 重松さんの作品に関われることがすごくうれしいです。素晴らしい役者さんたちと共に頑張りたいと思います。この作品は涙なしでは見られないと思います。原作の短編集がどんな長編ストーリーになるのか楽しみにしていてください。

 ◇原作の重松清さんのコメント

 いままで書いてきた「教師と生徒」のお話の中で、特に愛着のある作品です。堤さん、柳楽さん、川栄さんたちが、兼重監督のタクトで物語にどんなぬくもりを与えてくれるのか、楽しみにしています。

 ◇兼重淳監督のコメント

 堤さん、柳楽さん、川栄さんという素晴らしいキャスト、素晴らしいスタッフと共に作品作りができることを、とても光栄に思います。厳しくすることでしか⽣徒と向き合えなかった「せんせい」と、⼤⼈になったかつての教え⼦の物語を、⼼を込めて作ります。

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