山田孝之:頭のいい役はもうやらない? せりふの多さに「死にそうでした」

連続ドラマ「dele」の完成披露試写会に登場した山田孝之さん(右)と菅田将暉さん
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連続ドラマ「dele」の完成披露試写会に登場した山田孝之さん(右)と菅田将暉さん

 俳優の山田孝之さんと菅田将暉さんが21日、東京都内で行われた連続ドラマ「dele(ディーリー)」(テレビ朝日系)の完成披露試写会に登場。原因不明の難病で下半身のまひが進行し、車椅子生活を送っているフリーのプログラマー・坂上圭司を演じている山田さんは、「基本的に2人(芝居)で、第1話は(台本が)10ページのシーン、12ページのシーンもあって。死にそうでした」と明かすと、「打ち上げのとき、スタッフの皆さんの前でも言ったんですけど、頭のいい役はもうやらないと決めました。大変。知識、出す出す」とぼやいた。

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 これには菅田さんも「あのせりふを全部、紙に書いてあるのを想像してほしいんですよね」と同情。また、初のダブル主演で、互いの印象を聞かれた山田さんは、菅田さんについて「可愛い。愛嬌(あいきょう)の塊じゃないですか」とにやり。すかさず菅田さんも「それは最近『孝之』って呼ばれる山田さんも愛嬌の塊ですよ」と褒め合い、会場に集まったファンを喜ばせていた。

 「dele」は、所有者の死後にパソコンやスマートフォンに残されたデータ“デジタル遺品”がテーマ。依頼人の依頼を受け、死後に不都合なデジタル記録をすべて内密に抹消する仕事をしている坂上(山田さん)と、フリーランスの何でも屋で、ひょんなことから坂上の仕事を手伝うようになる真柴祐太郎(菅田さん)を主人公に、デジタル遺品を巡る1話完結型の人間ドラマが描かれる。27日から毎週金曜午後11時15分に放送(一部地域を除く)。

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