西郷どん:第27回「禁門の変」視聴率12.0% 長州力が大暴れ?

NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん
1 / 1
NHKの大河ドラマ「西郷どん」で主演を務める鈴木亮平さん

 俳優の鈴木亮平さんが主演を務めるNHKの大河ドラマ「西郷(せご)どん」の第27回「禁門の変」が22日に放送され、平均視聴率は12.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。

ウナギノボリ

 タイトル通り、元治元(1864)年7月、「八月十八日の政変」で朝敵とされた長州藩と、御所の護衛にあたっていた会津藩・桑名藩・薩摩藩などが繰り広げた戦い「禁門の変」が描かれた。“革命戦士”の異名を持つプロレスラーの長州力さんが長州藩士・来島又兵衛役で登場。戦闘シーンでは必殺技「リキラリアット」を繰り出すシーンがあったほか、「相手はにっくき、会津の兵どもじゃ。遠慮はいらん。たったきつぶせ!」をはじめ、いくつかのせりふも用意され、ファンを喜ばせた。

 「西郷どん」は、明治維新から150年となる2018年に放送される57作目の大河ドラマ。薩摩の貧しい下級武士の家に生まれた西郷隆盛(吉之助、鈴木さん)の愚直な姿に、カリスマ藩主・島津斉彬が目を留め、西郷は斉彬の密命を担い、江戸へ京都へと奔走。勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、革命家へと覚醒し、やがて明治維新を成し遂げていく……という内容。

 第27回「禁門の変」は、吉之助(鈴木さん)の前に現れたボロボロの身なりをした男は、物乞いに変装した長州藩士・桂小五郎(玉山鉄二さん)だった。長州の過激派の暴走を食い止めるため、桂は吉之助に「力を貸してほしい」と頼む。吉之助は桂を信用し、一橋慶喜(松田翔太さん)に長州との戦争回避を提案する。そんな折、長州藩士が集結する池田屋を新選組が襲撃し、事態は急変。慶喜の出兵命令で苦渋の決断を迫られた吉之助は、出陣を決める……という展開だった。

テレビ 最新記事