堀田真由:“わろてんかの妹”とまるで別人? 「チア☆ダン」で高圧女子に 美貌とギャップで魅了…

TBS系金曜ドラマ「チア☆ダン」に稲森望役で出演している堀田真由さん
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TBS系金曜ドラマ「チア☆ダン」に稲森望役で出演している堀田真由さん

 土屋太鳳さんが主演を務める連続ドラマ「チア☆ダン」(TBS系、金曜午後10時)に出演中の女優の堀田真由さん。堀田さんといえば、今年3月まで放送されたNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」でヒロイン・てん(葵わかなさん)の妹・りんを演じていたことで知られる。「チア☆ダン」では、主人公の藤谷わかば(土屋さん)らに高圧的な態度を見せ、執拗(しつよう)な嫌がらせを繰り返すチアリーダー部の中心的存在・稲森望役を担当。控えめな性格でしっかり者のりんとは“まるで別人”な役どころで、その美貌とりん役とのギャップで視聴者を魅了している。果たして堀田さんはどんな女優なのだろうか。

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 ◇特技は6歳から10年間続けたバレエ 性格は「負けず嫌い」?

 堀田さんは1998年4月2日生まれ、滋賀県出身の20歳。特技は、6歳から10年間続けたバレエ。以前のインタビューでは「小さいころから、何かに“なり切る”のが好きでした。小学生のときに、おばあちゃんに宝塚歌劇団の舞台に連れて行ってもらい、その影響でバレエを始めました」といい、「バレエの発表会は、せりふやダンスがなくてもステージ上で何かを表現していないといけません。そういった経験から想像力や表現力が鍛えられました」と明かしている。

 女優を志すようになったのは「中学生のとき」。当時「同年代の女の子たちがテレビの中でキラキラしているのがうらやましくて、せりふをまねしたり、私だったらこういうふうに演技したいとか思っていたりしていた」と言う。

 性格は「負けず嫌い」。2015年公開の映画「ソロモンの偽証」(成島出監督)の出演者オーディションの最終選考で落選したことが一つの転機になったようで、「テレビで見ていた方たちと一緒にオーディションを受けました。この場に来るのが『間違った』と思うぐらい、同年代の方たちのお芝居、人柄が素晴らしかったです。落選してしまって、もっと、このお仕事を頑張りたい!って強く思いました」と振り返っている。

 ◇10代女子特有の気持ちのすれ違いを熱演 「やっぱり美人さん」の声も

 堀田さんは7月に公開された青春映画「虹色デイズ」(飯塚健監督)にも出演。高杉真宙さん演じるイケメン男子高校生のつよぽん(直江剛)の彼女で、コスプレ好きな女子高生・ゆきりん(浅井幸子)を演じた。

 「虹色デイズ」に続き女子高生役に挑んだ今回の「チア☆ダン」では、かけがえのない仲間だったわかばが、チアダンスを始めたことを“裏切り”と感じ、複雑な思いを抱えたまま、徐々に嫌がらせをエスカレート。わかばや周囲の人間とさらに対立を深めてしまう……という10代女子特有の気持ちのすれ違いを熱演。

 10日放送の第5話では、望とわかばが再び向き合い、2人の間にあったわだかまりを清算する“和解回”となり、視聴者から「良かった」「感動した」との声が上がった。また堀田さんに対しては「演技上手」「憎たらしいけど、マジかわいい」「やっぱり美人さん」「表情がすごく大人っぽくてキレイ」などの反響があり、今後の劇中での活躍にも注目だ。

 「チア☆ダン」は、2009年3月に福井県立福井商業高校チアリーダー部が全米チアダンス選手権大会で優勝した実話を、広瀬すずさん主演で昨年3月に映画化。ドラマは映画から9年後が舞台。広瀬さん扮(ふん)する友永ひかりが所属していた福井中央高校チアダンス部「JETS」に憧れを抱くも、隣町の高校に進学した主人公が、ひょんなことからチアダンス部を設立し、「全米制覇!」というありえない夢に挑戦するというオリジナルストーリーが展開する。

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