棚橋弘至選手:寺田心と演技練習 「“心先輩”にいろいろと教えてもらって」と感謝

映画「パパはわるものチャンピオン」のイベント「トークバトル in 六本木」に登場した棚橋弘至選手(右)と寺田心君
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映画「パパはわるものチャンピオン」のイベント「トークバトル in 六本木」に登場した棚橋弘至選手(右)と寺田心君

 映画「パパはわるものチャンピオン」(藤村享平監督、9月21日公開)のイベント「トークバトル in 六本木」が15日、東京都内で行われ、新日本プロレスの棚橋弘至選手、子役の寺田心君らが登場。本作で主演を務める棚橋選手は撮影前から、心君と演技の練習をしていたといい、「“心先輩”にいろいろと教えてもらって」と振り返ると、心君は照れ笑いを浮かべ「心先輩はやめてくださいよ、棚橋先輩」と返答し、集まった観客を笑わせていた。

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 この日のイベントには、映画に出演した田口隆祐選手、真壁刀義選手も登場。共演の木村佳乃さんが田口選手のことを知らず、演技がうまくて役者だと思っていたというエピソードが明かされると、田口選手は「気持ちと気持ちのぶつかり合いです。役者ってそういうものです」と演技論を語り、「来年から試合数が減るかもしれないですね」と語るなど、まんざらでもない様子だった。

 心君は、真壁選手について「(事前にもらった資料の)DVDで血だらけの物を見させられて、大丈夫かなって思っていましたが、すごく優しくしてもらって」と笑顔で話すと、真壁選手は「リングを下りたら、優しいおじさんだぞ」と優しく語りかけて、周囲の笑いを誘っていた。

 イベントの司会は、プロレス番組「ワールドプロレスリング」の実況で有名なテレビ朝日の野上慎平アナウンサーが務めた。

 映画は、絵本「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」(共に岩崎書店)が原作。かつて人気レスラーだった大村孝志(棚橋選手)は、けがや世代交代の影響で今は悪役覆面レスラー、ゴキブリマスクとして懸命に戦っていた。孝志と妻の詩織(木村さん)は息子の祥太(心君)に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、祥太はひょんなことから父親の仕事を知ってしまい……というストーリー。

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