透明なゆりかご:第5回「14歳の妊娠」 悩む瀬戸康史が過去に思いはせる それでも「納得いくまで関わりたい」と…

清原果耶さん主演のNHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」第5回の一場面 (C)NHK
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清原果耶さん主演のNHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」第5回の一場面 (C)NHK

 女優の清原果耶さん主演のNHKの連続ドラマ「透明なゆりかご」(総合、金曜午後10時ほか)の第5回「14歳の妊娠」が17日放送される。由比産婦人科の院長の由比(瀬戸康史さん)は、妊婦死亡に責任を感じ、分娩(ぶんべん)は総合病院に任せるべきかもと、思い悩む。そこで、かつて担当した“14歳の妊婦”のことを思い出す由比。一方、出勤途中のアオイ(清原さん)は、あとをつけてくる男の子の存在に気づき……。

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 ある日、アオイは自分の後ろをぴったりついてくる男の子に気づく。問いただすと、由比産婦人科へ行くのだと言う。その頃、由比は看護師長の榊(原田美枝子さん)に、「これからの分娩は大きな病院に任せるべきかもしれない」と打ち明けていた。「先生らしくもない」と反論する榊。そんな2人の脳裏には、かつて自分たちが担当した、14歳で妊娠した少女・真理(花田優里音さん)と母・弘子(長野里美さん)の姿がよみがえる……という内容。由比の「出産は人の人生を変えます。だから一人一人に納得がいくまで関わりたい」とのせりふもある。

 「透明なゆりかご」は、20~30代の女性を中心に共感を呼び、コミックスの累計発行部数が325万部を突破している沖田×華(おきた・ばっか)さんの人気マンガが原作。幸せな出産だけでなく、中絶や死産といった産婦人科の陰の部分に向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの命への祈りにも似た思いを描く。

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