透明なゆりかご:4夜連続一挙再放送“3日目” 第6回「いつか望んだとき」&第7回「小さな手帳」 アオイと母の過去も

NHK連続ドラマ「透明なゆりかご」主演の清原果耶さん (C)NHK
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NHK連続ドラマ「透明なゆりかご」主演の清原果耶さん (C)NHK

 5月17日にスタートするNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」のヒロイン・清原果耶さんが主演を務めた同局の連続ドラマ透明なゆりかご」(総合、2018年)の4夜連続全話一挙再放送。3日目は、5日深夜0時59分から第6回「いつか望んだとき」と第7回「小さな手帳」を2話連続で放送する。

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 「透明なゆりかご」は、「真実の産婦人科医院物語」といわれている沖田×華(おきた・ばっか)さんの同名マンガが原作。幸せな出産だけでなく、中絶や母体死といった産婦人科の陰の部分にも向き合いながら、時に明るく、時に切なく、主人公たちの「命」への祈りにも似た思いを描き、多くの視聴者の共感と感動を呼んだ。

 初主演となった清原さんは、高校の准看護学科に通う17歳で、アルバイトの看護助手として由比産婦人科へやってくる青田アオイ役。瀬戸康史さんが由比産婦人科の院長の由比朋寛、水川あさみさんがアオイの指導につく先輩看護師の望月紗也子を演じ、原田美枝子さん、酒井若菜さんらも出演。脚本は「おかえりモネ」で清原さんと再タッグを組む安達奈緒子さんが手掛けた。

 第6回は、アオイ(清原さん)は、由比産婦人科の前で不良っぽい見知らぬ少女ハルミ(モトーラ世理奈さん)と出会う。ハルミに頼まれ、山奥の古民家へ向かうアオイ。妊娠しているハルミは「山奥の古い家へ行けば、格安で簡単に中絶してくれる」と事もなげに言う。アオイは怒って引き留めようとするが、たどり着いた家で迎えてくれたのは重吉(イッセー尾形さん)と千代(角替和枝さん)の神村夫婦だった。一方、アオイの先輩看護師、紗也子(水川さん)は結局、自分が妊娠していなかったことを知り、落胆する。……。

 第7回は、一見、仲が良さそうなアオイと母・史香(酒井さん)。しかし、2人の間には、常にある種の緊張感があり、アオイがヤカンを焦がしたのをきっかけに、最近、平穏だった史香との関係が再びギクシャクしはじめる。そんな時、アオイの小学校の友達だったミカ(片山友希さん)が入院してきて、2人は再会を喜び合う。ミカは夫も両親もいない孤独な状況での出産が迫っていたが、自分が赤ちゃんだった時の母子手帳を肌身離さず持っていた。それを見たアオイは、母に怒られてばかりだった子供時代を思い返す……という内容。

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