檀れい:内野聖陽の妻役に 兄役に生瀬勝久 サントリー創業者描くSPドラマ「琥珀の夢」で

スペシャルドラマ「琥珀の夢」に出演する(上段左から)檀れいさん、生瀬勝久さん、大東駿介さん、(下段左から)渡邉蒼さん、中村梅雀さん、原田美枝子さん(C)テレビ東京
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スペシャルドラマ「琥珀の夢」に出演する(上段左から)檀れいさん、生瀬勝久さん、大東駿介さん、(下段左から)渡邉蒼さん、中村梅雀さん、原田美枝子さん(C)テレビ東京

 俳優の内野聖陽さんが主演するテレビ東京のスペシャルドラマ「琥珀の夢」が、10月5日に放送されることが21日、明らかになった。また、檀れいさんが内野さん演じる鳴江萬治郎の最愛の妻・サト役を演じ、萬治郎の兄・千恵蔵役を生瀬勝久さんが演じることも分かった。ほかに大東駿介さん、渡邉蒼さん、中村梅雀さん、原田美枝子さんが出演することも発表された。

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 大東さんは、萬治郎とサト夫妻の長男・寿太郎を演じ、渡邉さんが幼少時代の萬治郎、梅雀さんが萬治郎の父・義兵衛、原田さんが母・ちよを演じる。

 ドラマはサントリー創業者・鳥井信治郎の人生を描いた、伊集院静さんの長編小説「琥珀の夢 小説 鳥井信治郎」が原作。明治12(1879)年、大阪船場の釣鐘町の一角で、米穀問屋「鳴江商店」を営む父・義兵衛と母・ちよの次男として生まれた鳴江萬治郎が主人公。13歳で薬種商を営む「小南理助商店」の丁稚(でっち)奉公に出た萬治郎は、そこで洋酒と出合い、店主の理助とともに葡萄(ぶどう)酒の開発に関わることになった。数年後、20歳になった萬治郎は洋酒の商いを始めようと思い立ち、兄・千恵蔵から贈られた軍資金100円(現在の価値で100万円)を手に神戸へ向かう……と展開する。

 壇さんは「台本を読み進めていけばいくほど、萬治郎の熱い思いと人に対する優しさに触れ、あふれる涙が止まりませんでした。萬治郎の奥さん役を演じさせていただくことは、この上ない喜びであり、少しでも良い作品になればと撮影に臨みました」とコメント。

 また内野さんについて「作品に対する思いも強く、エネルギッシュな萬治郎を表現するために、台本にはないアドリブやアイデアをリハーサルでされます。それは私が驚かされることばかりでしたが、内野さんがシーン一つ一つをどのように演じられるのか、ワクワクする日々でもありました」と話した。

 放送は、テレビ東京系で10月5日午後9時から。BSテレ東では今冬放送予定。

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