菊池桃子:初のシングルマザー役で蓮佛美沙子をビンタ? 「可愛い」発言に照れ

連続ドラマ「ダイアリー」の試写会に登場した菊池桃子さん(右)と蓮佛美沙子さん
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連続ドラマ「ダイアリー」の試写会に登場した菊池桃子さん(右)と蓮佛美沙子さん

 タレントの菊池桃子さんが31日、東京・渋谷のNHKで行われた連続ドラマ「ダイアリー」(NHK・BSプレミアム)の試写会後に会見。主演の蓮佛美沙子さん扮(ふん)する娘に厳しく接し、蓮佛さんへのビンタシーンもあるシングルマザー役の菊池さんは「(シングルマザー役は)記憶では初めてですかね」と話しつつ、「実際はのんきなものです」と穏やかな笑顔を見せた。

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 蓮佛さんは菊池さんについて聞かれると「桃子さん、大好きです」とにっこり。「柔らかさと強さを両方、持っていらっしゃる方というか。現場でも私は『お母さん』って呼んだりしていて、そういう空気にふわっと持っていってくださった」と感謝し、「一緒にお弁当を食べる時間があったんですけど、たまたま私が食べるのが遅くて最後になってしまったとき、『大丈夫、怖くない?』って聞いてきてくださって、『可愛い、優しい』って(笑い)」と明かして、菊池さんを照れさせていた。

 「ダイアリー」は、結婚間近の彩加(蓮佛さん)が、母の春海(菊池さん)が急病で倒れて意識不明の植物状態になり、困惑しながらも、春海の記した「リビングウィル(尊厳死宣言書)」を知ることから始まる物語。自分のことを女手一つで育ててきた母が高校時代の同級生たちと28年間にもわたって交換日記を続けていたことを知った彩加は、その交換日記を手がかりに、母の故郷・加賀へ旅立つ……という内容で、日記に書かれた女たちのうそと現実が、ヒロインを本当の幸せに導いていく、時を超えた愛と絆を、切なくも温かく描く感動のヒューマン・ストーリーだ。

 蓮佛さんは「決して明るく楽しい題材ではないんですけど、母親の死とどう向き合い、どいうふうな命の選択をするのか。ふと気づくと自分に立ち返ってしまう、自分の生き方を見つめ直してしまうドラマになっているような気がしています」と思いを語っていた。

 全4回。9月9日から毎週日曜午後10時~同49分に放送される。

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