NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で佐藤健さん演じる律の妻・より子を演じている女優の石橋静河さんが1日、東京都内で行われた映画「きみの鳥はうたえる」(三宅唱監督)の初日舞台あいさつに登場した。映画の舞台となっている北海道・函館での撮影について、石橋さんは「函館に着いた日から帰る日まで、全部が大事な時間だった」と感慨深げに振り返った。撮影期間中は、「たくさん笑ったし、たくさん食べたし、たくさん飲んだ」といい、「遊び疲れたような、すごく気持ちのいい時間でした」と明かした。
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舞台あいさつには、柄本佑さん、染谷将太さん、足立智充さん、山本亜依さん、柴田貴哉さん、三宅監督も出席。染谷さんも「(石橋さんと)同じく、疲れるまで楽しむという……。楽しむって疲れるんだなと知りました」と振り返り、「笑わせてくれるんですよ、(柄本)佑さんが。それがたまらなく、腹がよじれて。ぶっ飛んでましたね」と楽しそうに明かすと、すかさず柄本さんが「俺、壊れていたもんね。“そう状態”だったと思います」と認め、一同を笑わせていた。
映画は、函館出身の小説家・佐藤泰志さんの同名小説が原作。函館郊外の書店で働く「僕」(柄本さん)と、「僕」と暮らす失業中の静雄(染谷さん)、「僕」と同じ書店で働く佐知子(石橋さん)の3人は、夜通し酒を飲み笑い合う幸福な日々を送っていたが、やがてそんな関係も終わりの気配を見せ始め……という内容。
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