ハゲタカ:最終回にナレーションの小手伸也が出演 「念願かなって感無量」

連続ドラマ「ハゲタカ」最終話に出演する小手伸也さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「ハゲタカ」最終話に出演する小手伸也さん=テレビ朝日提供

 俳優の綾野剛さんが主演する連続ドラマ「ハゲタカ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)の最終回(6日放送)に、俳優の小手伸也さんが出演することが同日、明らかになった。小手さんは同ドラマのナレーションを務めており、「今回ナレーションが決まってから初めて台本を受け取りにうかがった際、スタジオで綾野剛さんに偶然お会いできまして、『いやあ、小手さんのナレーションうれしいです! むしろ出てもらいたかったです!』と至極光栄なお言葉をいただき、正直その瞬間から『出たい!』と思っていたんです(笑い)。なので念願かなって感無量でした!」と喜びを語っている。

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 小手さんが演じるのは、綾野さん演じる鷲津と20年間にわたり闘っていた飯島亮介(小林薫さん)が会長を務める「日本ルネッサンス機構」の社員。物語のクライマックスシーンで、緊迫のバトルを繰り広げるという。

 ドラマは作家の真山仁さんの小説が原作。綾野さん演じる主人公は、投資ファンド会社の社長・鷲津政彦。企業を食い荒らすハゲタカとバッシングを浴びながら、不良債権を抱えた大銀行や経営不振の名門企業へ買収劇を仕掛ける痛快社会派エンターテインメント。原作のストーリーに、真山さんがドラマのために書き下ろした原案を基にしたオリジナルストーリーを加え、平成と共に生きた“ダークヒーロー”鷲津の20年間の軌跡を、1クールでスピーディーに描いている。

 ◇小手伸也さんのコメント

 今回ナレーションが決まってから初めて台本を受け取りにうかがった際、スタジオで綾野剛さんに偶然お会いできまして、「いやあ、小手さんのナレーションうれしいです! むしろ出てもらいたかったです!」と至極光栄なお言葉をいただき、正直その瞬間から「出たい!」と思っていたんです(笑い)。なので念願かなって感無量でした!

 実は僕の登場シーンが、小林薫さんのクランクアップの日で、最後の相手が僕なんかでスミマセンと恐縮してしまったのですが、小林さんも含め、現場の持つ雰囲気がアットホームさと力強さを併せ持つ心地よい緊張感があって、なるほどこれぞ『ハゲタカ』だと非常に納得しました。小林さんはそのとき、「自分の役者人生の中でも記憶に残る仕事ができた」とおっしゃっていたんです。出演者として現場にいなければ聞けなかった言葉です。改めて自分がこの作品に関われたことの幸運を思いました。

 僕の今作での本業はあくまでナレーションですが(笑い)、僕の登場シーン自体は物語上大きなクライマックスの一つではありますので、僕が出てるどうこうではなく純粋に物語の結末に括目(かつもく)していただきたいです! ドラマオリジナル、2018年の現在が紡ぐ鷲津政彦の生き様にご期待ください!

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