グッド・ドクター:第9話 小児外科の廃止が決定 山崎賢人の担当患者が“命の危機”に

連続ドラマ「グッド・ドクター」第9話のワンシーン=フジテレビ提供
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連続ドラマ「グッド・ドクター」第9話のワンシーン=フジテレビ提供

 俳優の山崎賢人さん主演の連続ドラマ「グッド・ドクター」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第9話が6日、15分拡大で放送される。サブタイトルは「移植しないと助からない…姉妹の想い」で、東郷記念病院の小児外科の廃止が決定される中、新堂湊(山崎さん)が担当する患者の森下伊代(松風理咲さん)に小腸の移植が必要となる……という展開。

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 東郷記念病院の小児外科でレジデント(研修医)として働く湊は、臨床医の瀬戸夏美(上野樹里さん)や医師の高山誠司(藤木直人さん)たち小児外科チームの一員として認められてきた。そんな矢先、同病院の経営を立て直すため、病院を高齢者向け療養施設にする改革案が会議で可決され、小児外科と産婦人科の年内廃止が決定する。

 そんなある日、伊代が倒れる。湊と夏美が、伊代の姉の汐里(松井愛莉さん)に小腸の移植が必要と説明すると、汐里は自身がドナーになると宣言する。そして、汐里は伊代には自分から説明したいと、湊たちに伝える。

 一方、高山は、脳神経外科の盛岡豊(東根作寿英さん)から、患者の滝川亮平(萩原利久さん)についての相談を持ちかけられる。亮平は、バスケットボールの練習中に頭を強打して水頭(すいとう)症を発症。通常は、脳内にたまった脳脊髄(せきずい)液を腹腔(ふくくう)に流す手術を行うのだが、亮平は腹膜炎の既往で腹腔にひどい癒着があるため、この方法が取れない。また、亮平が頭を打った時に腰髄も損傷したため、水頭症が改善されても歩行が困難になるという。盛岡は、亮平の両親の希望で、そのことは亮平には伝えていないという。

 高山は、自分たちにできることをするだけだと、小児外科チームにまずは水頭症の治療法を見つけることを指示する。伊代は亮平に片思いしており、伊代の隣の病室に亮平が移ってくることになり、大喜びする。そんな中、夏美は、副院長の猪口隆之介(板尾創路さん)から、担当となった亮平の病状を聞かれる。

 「グッド・ドクター」は、2013年に韓国で放送された同名の連続ドラマが原作で、米国でもドラマ化された。自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に問題を抱える一方、驚異的な記憶力を持つサヴァン症候群の青年・新堂湊が小児外科の世界に飛び込み、周りからの偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命のために闘い、心に寄り添い、成長していく姿を描いている。 

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