ヒモメン:最終回の鍵は川口春奈の“選択” ヒモ男・窪田正孝の運命やいかに?

連続ドラマ「ヒモメン」に出演する川口春奈さん(左)と窪田正孝さん
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連続ドラマ「ヒモメン」に出演する川口春奈さん(左)と窪田正孝さん

 俳優の窪田正孝さん主演の土曜ドラマ「ヒモメン」(テレビ朝日系、土曜午後11時15分)の最終回が8日放送される。川口春奈さんが演じる春日ゆり子を巡り、碑文谷翔(窪田さん)、池目亮介(勝地涼さん)、そして“第3の男”として登場する超ハイスペックイケメン、松平鷹彦(渡辺大さん)という3人のバトルが勃発する。

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 ドラマは鴻池剛さんのマンガ「ヒモメン~ヒモ更生プログラム」(KADOKAWA)が原作。定職に就かず、看護師の彼女・ゆり子のお金だけで生きていく道を選んだヒモ男の翔が、自身のヒモ生活を守るため、ゆり子の危機に徹底的に立ち向かっていく社会派コメディー。

 最終回では、ヒモ彼氏の翔を更生させるべく奮闘してきたゆり子が、父の急病の知らせを受け、結婚を決意せざるを得なくなる。ヒモではあるがゆり子への愛情だけは誰にも負けない翔、イケメン医師の池目、元医師で現在は厚生労働省勤務と申し分ないスペックを兼ね備えた鷹彦という3人の中で、ゆり子が誰を選ぶのか。これまでのストーリーでは、毎回翔がピンチになると、キートン山田さんによる「翔は今、人生最大の選択を迫られていた」といったナレーションが入っていたが、最終回ではゆり子の“選択”が鍵になりそうだ。

 主演の窪田さんは、以前のインタビューで「『ヒモメン』はゆり子目線の物語。ゆり子が一生懸命生きて、一生懸命に翔に振り回されているところに、視聴者の方が共感する作品だと思います」と語っていたように、なかなか更生してくれない翔に対して、時には激怒しながらも味方であり続けるゆり子の母性がドラマの核となっている。

 窪田さんは、クランクアップ時に「僕は『春奈ちゃんの新しい顔が見られたら、それがこの作品の意味だと思う』とコメントしたのですが、僕の芝居に対して、彼女はいつもそれ以上のもので返してくれました」とも語っており、「ヒモメン」で新たな魅力を見せてくれた川口さんのゆり子としての最後の演技に注目したい。

 もちろん、これまでヒモを貫き続けた翔の運命も気になるところ。ドラマの秋山貴人プロデューサーは「ヒモ男・翔ちゃんが『楽に生きよう』と必死になるあまり、『まったく楽していない』のですが、毎回ラストには関わった誰かの『生き方』を変えてしまいます」とコメント。最終回で翔は誰の生き方を変えてしまうのか。ラストまで目を離せない。

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