広瀬すず:コメディー初挑戦 堤真一&吉沢亮も出演 「三太郎」シリーズ監督作品で

映画「一度死んでみた(仮)」に出演する(左から)吉沢亮さん、広瀬すずさん、堤真一さん
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映画「一度死んでみた(仮)」に出演する(左から)吉沢亮さん、広瀬すずさん、堤真一さん

 女優の広瀬すずさんが、auの人気CM「三太郎」シリーズなどを手掛けた浜崎慎治さんの映画初監督作となるコメディー映画「一度死んでみた(仮)」で主演を務めることが10日、明らかになった。これまで青春映画や社会派作品などに出演してきた広瀬さんが、コメディー作品に出演するのは初めてで、テンション高く毒を吐きまくるハジけた主人公・野畑七瀬を演じる。広瀬さんのほか、堤真一さん、吉沢亮さんの出演も発表された。広瀬さんと堤さんが共演するのは初めて。

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 「一度死んでみた(仮)」は、ソフトバンクのCM「ホワイト家族」シリーズや映画「ジャッジ!」「犬と私の10の約束」などの脚本を担当した澤本嘉光さんのオリジナル作品。堤さんは七瀬の父の計(はかる)、吉沢さんは計の会社の社員で存在感が薄いために“ゴースト”と呼ばれている松岡を演じる。

 大学生の七瀬は、製薬会社社長で父の計と二人暮らし。研究に没頭する仕事人間で母親の死に際も立ち会わず、何かと口うるさく干渉してくる計のことが大嫌いな七瀬は「一度死んでくれ!」と、日々毒づいていた。ある日、計が本当に“一度死んでしまう”。実は、計の会社で偶然出来上がった「一度死んで2日後に生き返る薬」を飲んだためだった。計の会社を乗っ取ろうとする計画が企てられていると知り、真犯人をあぶりだすための秘策だったが、事情を知らず動揺する七瀬の前に、計が”おばけ”となって現れ……と展開する。

 ◇野畑七瀬役の広瀬すずさんのコメント

 コメディー作品にずっと憧れがあったので、今回挑戦させていただけると聞いて楽しみではありますが、面白くできるかどうか、楽しめる余裕があるか不安です。キャストの皆様もとにかく濃厚な方ばかりですし、もう、必死についていきたいと思います。七瀬役の決めポーズとして、人差し指を立てる仕草があるのですが、普段、なかなか自分自身で人差し指を立てることがないので、役作りとして、毎日撮影前に人差し指を立て、気持ちをあげる練習をしたいと思います(笑い)。この七瀬役を満喫したいと思います。きっとものすごくファンキーな映画になると思いますので、ぜひお楽しみに!!

 ◇野畑計役の堤真一さんのコメント

 今回お話をいただいて、まず脚本を拝読したのですが、とにかく面白かった! “一度死んでみる”という奇抜な設定、軽快なテンポの会話劇、笑えて泣ける父娘のドラマ。野畑計という男を演じるなら?と想像しながら読み入ってしまいました。そしてテレビCMでご一緒してきた浜崎監督の初映画監督作と知って、出演させていただくことを決めました。独特の世界観をお持ちの浜崎監督と、どんな父親像をつくれるか、ぜひご期待ください!!

 ◇松岡卓役の吉沢亮さんのコメント

 台本を読んで、テンポの良いユーモアあふれるセリフと、愛情の示し方を知らない親子の不器用さに引き込まれました。僕の役は存在感が無く、隣に居るのに気づいてももらえない可哀そうな男ですが、個人的には存在感バリバリのキラキラした男より、こういったみんなから無視されるような、ザコキャラのほうが性に合っているので、撮影が今から楽しみです。この作品で、浜崎監督に気に入ってもらい、CMにも呼んでもらえるように頑張ります!!

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