沢口靖子:「科捜研の女」が初めての“出張”出演 「遺留捜査」で上川隆也と21年ぶりドラマ共演

「遺留捜査」第5シーズン最終回で21年ぶりにドラマ共演する沢口靖子さん(右)と上川隆也さん
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「遺留捜査」第5シーズン最終回で21年ぶりにドラマ共演する沢口靖子さん(右)と上川隆也さん

 女優の沢口靖子さんが、俳優の上川隆也さんが主演を務める連続ドラマ「遺留捜査」(テレビ朝日系)の“第5シーズン”最終回2時間スペシャル(13日放送)に出演することが10日、明らかになった。沢口さんは同局の人気ドラマシリーズ「科捜研の女」で演じている榊マリコ役で登場する。現行の連続ドラマで最長となる19年の歴史を誇る「科捜研の女」のマリコが、他の作品に“出張”出演するのは初めてで、沢口さんは上川さんと約21年ぶりにドラマ共演を果たす。

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 「遺留捜査」の最終回2時間スペシャルは、ベンチャー企業の社長が爆発物によって殺害された事件を発端に展開する。巨額の富を生むバイオサイエンス研究をめぐる殺人なのか。糸村(上川さん)ら“特別捜査対策室”(特対)のメンバーが事件を追い、その特対室にマリコがふらりと現れて……というストーリー。今回のコラボは上川さんと科捜研研究員・村木繁役の甲本雅裕さんの発案によるものという。

 沢口さんは「転校生のような気分でお邪魔しましたが(笑い)、上川さんをはじめキャストの皆さんが温かく迎え入れてくださり、リラックスしてお芝居することができました」とコメント。人気ドラマのヒロインを迎えた上川さんは「スタッフも浮足立っていて、僕自身、柄にもなくちょっと緊張しました。『遺留捜査』にとって歴史的な1ページになりました」と喜んでいる。

 沢口さんと上川さんが約21年前に共演したドラマは、1997年放送の「竜馬がゆく」(TBS系)で、坂本竜馬&おりょう夫婦を演じた。沢口さんは上川さんについて「とても誠実で丁寧なお芝居をされる方という印象があるのですが、今回は糸村さんのキャラクターも加わって相手をふんわりやわらかく包んでくださるような方だなと感じました」とコメント。一方、上川さんは「シリーズを重ねてどんどんパワーアップされていくお姿に、勇気をいただきました」と振り返っていた。

 「遺留捜査」は、マイペースで風変わりな刑事・糸村が事件現場に残された遺留品から事件の真相と被害者の思いを明らかにしていく1話完結型の連続ドラマ。第5シーズンは夏の京都を舞台に、京都府警“特別捜査対策室”(特対)メンバーの活躍を描いている。最終回2時間スペシャルは13日午後8時~同9時48分に放送される。

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