ライオンの隠れ家
最終話 僕たちの新しい始まり
12月20日(金)放送分
女優の蒼井優さんがナビゲーターを務める10月スタートのドキュメンタリードラマ「このマンガがすごい!」(テレビ東京系)で、ゲスト俳優陣が実写化に挑戦するマンガが11日、発表された。でんでんさんは赤塚不二夫さんの「おそ松くん」、新井浩文さんと山本浩司さんは古谷実さんの「行け!稲中卓球部」、中川大志さんは皆川亮二さんの「ARMS」、塚本晋也さんはつげ義春さんの「やなぎ屋主人」、神野三鈴さんは手塚治虫さんの「火の鳥」のキャラクターをそれぞれ演じる。
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「このマンガがすごい!」は、宝島社がその年の人気マンガをランキング形式で発表するガイドブック「このマンガがすごい!」とテレビ東京がタッグを組み制作されるドキュメンタリードラマ。蒼井さんが毎回異なるゲスト俳優と好きなマンガについて語り、実際にそのマンガのキャラクターを演じるためにどのような役作りをするのかに迫る。また、マンガのコマに俳優が入るという特殊な方法で、マンガを実写化するまでの過程を見せていく。
ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」などの松江哲明さんがメガホンをとる。ゲスト俳優の東出昌大さん、平岩紙さん、森川葵さん、森山未來さん、山本美月さんの「実写化したいマンガ」は、後日発表される。ドキュメンタリードラマは、10月5日から同局の「ドラマ25」枠(毎週金曜深夜0時52分~同1時23分)で放送。
ゲスト俳優のコメントは以下の通り。
僕が初めて自分の小遣いで買ったマンガが、少年サンデー「おそ松くん」でした。まさかあの赤塚不二夫先生の名作「おそ松くん」を自分が演じるとは夢にも思いませんでした。感謝、感謝です。
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新井君からマンガ「行け!稲中卓球部」の実写化の協力依頼が来るなんて……しかも井沢役。若い頃夢見ていたことが、突然現実となって目の前に現れた。私はもうオッサンではあったけれど、その話には光の速さで飛びついてしまった。撮影はもう本当に楽しくて幸せな時間だった。こんな機会を与えてくれた新井浩文に一言言いたい。ありがとう!
僕は、皆川亮二先生の「ARMS」という作品で高槻涼という役に挑戦させていただきます。高槻涼は、自分の意志とは裏腹に暴れ出す右腕と共に敵と戦っていくというキャラクターです。今回はアクションにも挑戦しまして、とある偉大な師匠にいろんなヒントをいただいて役作りをしました。皆さんぜひ、楽しみにしていただければと思います。
松江(哲明)監督の以前作られたドキュメンタリードラマがとても面白くて、同じ枠でやりたいとお話いただいたのと、自分の映画にも出演していただいた蒼井優さんがチャレンジングなことをするというので断る理由はなし!と思いました。つげ義春さんのマンガが大好きで、最初に読んだのは高校生の時だったんですけど、ほんとにもう熱に浮かされるような感じで没入して読みました。今回もその世界にずぼーっと埋没していたくてこの作品を選ばせていただきました。
「火の鳥」……私にとって深遠な命の、宇宙の壮大な世界観の扉を開いてくれたこの作品の影響は計り知れません。永遠に繰り返される宇宙の営みの中でなんと人間の小さなこと。いつの時代も変わらない欲と業と愛……。でもその存在をいとおしくはかなく力強く感じさせてくれました。一番実写化で見たくない作品! ですが物語の中でひっそりと人間に寄り添った生物をやらせていただきました。役者の自分とつながりを感じながら……どうかお叱りにならないでご覧になってくださいますように。
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