半分、青い。:ついに残り3回! 北川悦吏子が予告する「衝撃」の中身とは…

NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」第154回の一場面 (C)NHK
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NHKの連続テレビ小説「半分、青い。」第154回の一場面 (C)NHK

 永野芽郁さんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「半分、青い。」は26日、第153回が放送され、残すところあと3回となった。ドラマは24日から最終週(第26週)「幸せになりたい!」に突入。ヒロイン・鈴愛(すずめ)役の永野さんは、最終週について「これが最終週かっていうくらい、いろいろなことが起こる最終週になっている」と明かし、脚本家の北川悦吏子さんも「衝撃ですよ。炎上する覚悟はできています。私、“焼かれる”んだろうな」と予告していたが、その「衝撃」の中身とは……。

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 ◇最終週も次から次へと“何か”が 物語が収束する気配は…

 前週第25週「君といたい!」の最後は、鈴愛と律(佐藤健さん)がようやく「そよ風ファン」を完成させるも、投資家を集めたお披露目会の最中に、東日本を大地震が襲う……という展開だった。最終週に入ってからは、親友のユーコ(清野菜名さん)の安否が分からぬまま、不安な日々を送る鈴愛に対し、娘・花野(山崎莉里那ちゃん)の登校拒否にいじめの発覚、元夫・涼次(間宮祥太朗さん)から鈴愛への“再プロポーズ”と、次から次へと“何か”が起こり、物語が収束する気配ははっきりとは感じられない。

 26日の第153回では、鈴愛のマンガの師匠であった秋風羽織(豊川悦司さん)が、ユーコのため、ユーコが大好きだったマンガ「A-Girl」の続編を描いていることが伝えられた一方、ボクテ(志尊淳さん)が電話で鈴愛に「ユーコちゃん、見つかったって。ダメだった」と告げるシーンで幕を閉じた。

 果たして「衝撃」の中身とは、ユーコに関することなのか。手術は成功したものの医師から「5年生存率は50%」と宣告されていた鈴愛の母・晴(松雪泰子さん)のことなのか。前週の朝のキスシーンでSNSをざわつかせた鈴愛と律とのことなのか。それとも全く別の出来事となるのか。いまだ予断を許さない状況だ。

 ◇ファンは秋風先生をもう一度見たい? 

 もう一つファンが期待するのは、第153回でもその動向が視聴者に届けられた秋風先生の再登場はあるのか、ということ。22日に放送された同局のコント番組「LIFE!~人生に捧げるコント~」では、コラボコント「半分、秋風。」が作られ、お笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良さんが、秋風先生そっくりのキャラクター“半分トヨエツ”こと豊山悦郎として登場し、話題に。

 SNSでは「めちゃめちゃ似てた」「本気で似てた」「クオリティー高!」と、内村さんのキャラの作り込みを称賛する声に加え、「本物の秋風先生をもう一度、見たい」「秋風先生、本編にも登場してほしい」との意見も上がっていた。

 ◇北川悦吏子「それがないと物語が終わらないと思った」

 脚本の北川さんは、最終週の内容について「なぜそれを書いたかというと、必要だったから。決して炎上したくて書いたわけでもない。自分は確信がないと書かないし、それがないと物語が終わらないと思ったから」と説明。さらに「朝ドラだからってことから、一切逃げないで書いた156話だなって思っています」と確信を込めて語っていた。残り3回でどんなドラマを見せてくれるのか、最後まで注目だ。

 「半分、青い。」は、大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系、1996年)などで知られ、“恋愛ドラマの神様”の異名も持つ北川さんのオリジナル作品。71年に岐阜県で生まれ、病気で左耳を失聴したヒロイン・鈴愛が、高度成長期の終わりから現代までを七転び八起きで駆け抜ける物語。最終回は29日に放送される。

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