坂上忍:新番組どうぶつ王国は「終活作業」 ムツゴロウから助言も

12日スタートの新バラエティー番組「坂上どうぶつ王国」のMCを務める坂上忍さん
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12日スタートの新バラエティー番組「坂上どうぶつ王国」のMCを務める坂上忍さん

 俳優の坂上忍さんが4日、東京都内で行われた新バラエティー番組「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ系、毎週金曜午後7時)の会見に登場。新番組は、芸能界きっての愛犬家で動物好き、夢は「動物と人間が楽しく過ごせる『どうぶつ王国』を作ること」という坂上さんが同局とタッグを組んで制作。坂上さんは「動物の魅力を届けるプラス、僕が作りたいと思っている王国の2本柱になった番組」と説明し、「僕にとって半分お仕事で、半分個人的な(思いで出演する番組)。最後の“終活”作業です」と冗談めかして語った。

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 坂上さんは、「どうぶつ王国」を作るきっかけについて「僕は50歳までに終活を終わらせようと思ってやって、本当に去年終わらせたんです。そして、何となく身軽になったなって思っていたら、ポッと『僕の人生の終盤に向けて、自分の生活を考えたときに、そのときのためにできることがもう一個あった!』って思った」と明かした。そして「昨年の暮れぐらいから、個人的に、知り合いの不動産屋さんに『王国みたいなものを作れる土地はないですか』ってお願いし、何カ所か見て回っていた」と振り返った。

 番組では、坂上さんが「ムツゴロウさん」こと動物研究家の畑正憲さんに会いに行くVTRも紹介。「子供の頃に、ムツゴロウさんの番組を見て育った。あんな生活をしてみたいなっていうのがあって」と憧れを語りながら「(王国作りの作業をするにあたり)ムツゴロウさんに会って思いを伝えて、アドバイスをいただけらと思った。いろいろ教えていただきました」と声を弾ませた。

 どうぶつ王国の構想については「大体、いつごろっていうのはあるのですが。果たしてどれぐらいの規模がいいのか、東京ドーム1個分ぐらいなのかとか、どんな動物と暮らすのかとか、いろいろ勉強している最中です。3年後にできるとは思えない。果たして、それまで番組は続くのか(笑い)。何年先になるか分からないけど、(番組と)絡みがなくても(個人的に)やろうと思っていたので、何が何でも作ります!」と前向きに語った。

 会見には、レギュラー出演する片平なぎささん、堀田真由さん、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」「野性爆弾」のくっきーさん、人気グループ「King&Prince」の高橋海人さんも出席。番組は、自然を再生し、生き物との共存を目指すプロジェクト「都会に自然を戻し隊」や、「学校では教えてくれない いきもの教室」「どうぶつエサやり係」などのコーナーもあるという。12日午後7時から放送。初回は3時間スペシャル。

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