「パタリロ!」で知られる魔夜峰央さんの“埼玉ディス”マンガが原作の実写映画「翔んで埼玉」(武内英樹監督、2019年2月22日公開)のキャラクタービジュアルが31日、公開された。女優の二階堂ふみさんが演じる初の男性役・壇ノ浦百美(だんのうら・ももみ)、歌手のGACKTさんが演じる米国帰りの高校生・麻実麗(あさみれい)、俳優の伊勢谷友介さんが演じる映画オリジナルキャラクターの阿久津翔、京本政樹さんが演じる“伝説の埼玉県民”埼玉デュークのビジュアルが公開された。
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ビジュアルには、金髪の壇ノ浦百美が不敵な笑みを浮かべる姿や、麻実麗が紫のマントをはためかせる姿、シルクハットをかぶった阿久津翔、日本刀を構える埼玉デュークが写し出されている。
原作マンガは、魔夜さんが1982年に発表し、2015年に宝島社の「このマンガがすごい!comics」でコミックスが復刻された。映画は、埼玉県民は東京都民から迫害を受けていたという設定で、東京でトップの高校、白鵬堂学院の生徒会長で東京都知事の息子の壇ノ浦百美は、米国帰りの転校生・麻実麗と出会い、2人は互いに引かれ合う。しかし麗は埼玉県出身で、2人の前に県境が立ちふさがる……というストーリー。百美や麗が活躍する「伝説パート」と、埼玉県在住のある家族を通して、その伝説を振り返り、埼玉への郷土愛を再認識する「現代パート」の2部構成となる。
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