乃木坂46若月佑美:主演舞台初日に緊張で「何回も腹痛の薬」 卒業控え「何か未来が見えた」

初日を迎えた舞台「鉄コン筋クリート」で主演を務めるアイドルグループ「乃木坂46」の若月佑美さん
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初日を迎えた舞台「鉄コン筋クリート」で主演を務めるアイドルグループ「乃木坂46」の若月佑美さん

 アイドルグループ「乃木坂46」の若月佑美さんが18日、主演舞台「鉄コン筋クリート」の初日を迎え、天王洲 銀河劇場(東京都品川区)で会見した。今月いっぱいで乃木坂46を卒業する若月さんは、「乃木坂46(のメンバー)としてやる最後の舞台ということで、ここに一つ懸けて頑張ろうと思ってきた。正直すごく緊張しい(緊張するタイプ)なので、何回も腹痛の薬を飲んだんですけど」と笑いつつ「頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

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 また若月さんは「正直、(卒業を)全く感じていなくて。この舞台が25日に千秋楽を迎えるんですけど、私の卒業が30日。(卒業に向かう気持ちを)かみしめる前にこの作品へ熱中して、考えていたので、全然、実感はない」といい、「乃木坂を卒業してからやりたい場所がお芝居ということで、最後の最後ぎりぎりまで乃木坂として舞台をできること、すごくうれしくって、何か未来が見えたなって少しだけ思っています」と心境を明かしていた。

 「鉄コン筋クリート」は、「週刊ビッグコミックスピリッツ」(小学館)で1993~94年に連載された松本大洋さんの人気マンガが原作。マンガは、暴力が飛び交い大人の思惑がうごめく宝町を舞台に、主人公のクロとシロがお互いを補完し合いながら生き抜く姿を描き、2006年には劇場版アニメも公開された。

 若月さんはクロを演じ、モデルでタレントの三戸なつめさんがシロ役で出演する。この日の会見には、2人が役衣装で出席し、演出を手がける松崎史也さんも出席した。

 若月さんからは「ついにこの日がきたかって感じ」「自信はあります」と力強いコメントも飛び出した。さらに「(原作は)自分もすごく読んでいたマンガだったので、お客さんの立場として舞台化って聞いたら『おおっ!』ってなりますし、見に行きたいなって思う作品。緊張がないと言ったら嘘になるんですけど、そこは自信をもって」と語っていた。

 三戸さんは「今はすごいニヤニヤしちゃいます。すごく楽しみで、みんなで作り上げたものをお客さんに見てほしい」とアピール。「プレッシャーはそんなにないんですけど、自分たちで作ってきた『鉄コン筋クリート』に自信はある」と笑顔を見せていた。

 舞台は、天王洲 銀河劇場で25日まで上演される。

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