黒木瞳&松田美由紀&りょう:「犬神家の一族」で“史上最恐”美人三姉妹 番組P「すごみ感じて恐ろしかった」

スペシャルドラマ「犬神家の一族」に出演する(左から)松田美由紀さん、黒木瞳さん、りょうさん =フジテレビ提供
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スペシャルドラマ「犬神家の一族」に出演する(左から)松田美由紀さん、黒木瞳さん、りょうさん =フジテレビ提供

 女優の黒木瞳さん、松田美由紀さん、りょうさんの3人が、フジテレビ系で24日に放送されるスペシャルドラマ「犬神家の一族」(午後9時半放送)で犬神松子、竹子、梅子の“史上最恐”美人三姉妹を演じることが3日、分かった。

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 「犬神家の一族」は、横溝正史の同名小説が原作で、今回は主人公の金田一耕助を人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさんが演じる。昭和22(1947)年、那須湖畔の本宅で、一代で犬神財閥を築いた犬神佐兵衛が莫大(ばくだい)な財産を残し、家族に見守られながら他界した。遺産の配当や相続者を記した遺言状は、長女の松子(黒木さん)の一人息子、佐清(賀来賢人さん)が戦地から復員してから発表されることになっていた。ある日、犬神家の顧問弁護士の古館が勤務する法律事務所の若林から「犬神家で近々、血みどろの事件が起きるのでそれを防いでほしい」という手紙を受け取った金田一耕助(加藤さん)が、犬神家の本宅のある那須湖畔を訪れる……という展開。

 黒木さん演じる犬神松子は、犬神家の当主・佐兵衛の長女。欲望渦巻く犬神家の遺産相続をめぐる争いの中で、凛(りん)としたたたずまいを崩すことのない芯の強い女性。松田さん演じる犬神竹子は、佐兵衛の次女で、息子の佐武を愛している。喜怒哀楽をストレートに表現する性格で、犬神家の遺産をめぐり、姉の松子と妹の梅子と強く反目する。りょうさん演じる犬神梅子は、佐兵衛の三女で、一人息子の佐智がいる。策略家で狡猾(こうかつ)に遺産を狙っており、2人の姉に執拗(しつよう)なまでの反感を持っているという設定。

 ◇黒木瞳さんのコメント(以下原文のまま)

 “犬神家の一族”という名作に出演させていただくことを大変光栄に思っています。多くの先輩方が松子を演じてこられました。身の引き締まる思いでいっぱいです。松子にとって、息子への愛情はとても純粋なものです。純粋だからこその狂気に挑戦します。

 ◇松田美由紀さんのコメント

 摩訶(まか)不思議な世界に、視聴者の方をお連れできるように、ドキドキさせたいと思っています。楽しみにしていて下さいね。

 ◇りょうさんのコメント

 幼い頃から見ている“犬神家の一族”。横溝正史さんの作品の中でも特に印象に残っている作品です。この名作に参加させていただけることはとてもありがたく、とにかく興奮しております……。傲慢(ごうまん)さや憎悪などの心情、梅子の持つ底意地の悪さも思い切り表現したいと思っております。よろしくお願いいたします。

 ◇金城綾香プロデューサーのコメント

 犬神家の三姉妹には、世にも恐ろしい出来事が次々に襲いかかります。美しい人がその悲しみのもとに心乱れる姿は、「犬神家の一族」の醍醐味(だいごみ)と言っても過言ではないと思います。先日、お三方に衣装合わせをしていただきましたが、その美しさに驚くとともに、すごみを感じて恐ろしかったです。息子を思う3人の、世にも美しい母の姿をぜひご覧ください。

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