乃木坂46若月佑美:笑顔で卒業セレモニー 「幸せなアイドル人生でした」

「乃木坂46 若月佑美 卒業セレモニー」に登場した若月佑美さん(右から4人目)
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「乃木坂46 若月佑美 卒業セレモニー」に登場した若月佑美さん(右から4人目)

 アイドルグループ「乃木坂46」の若月佑美さんが4日、日本武道館(東京都千代田区)で開かれた「乃木坂46 若月佑美 卒業セレモニー」に登場。同日が乃木坂46として最後の活動になる若月さんは、武道館を埋め尽くした約1万人、ライブビューイングの約2万5000人のファンを前に「思い残すことはありません。幸せなアイドル人生でした」と笑顔であいさつをした。

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 卒業セレモニーは、若月さんが作ったセットリストで、「狼に口笛を」や最新シングルの「帰り道は遠回りしたくなる」「会いたかったかもしれない」などアンコールを含む15曲を歌唱。本編終了後、若月さんは黒のシックなドレス姿で登場し、ファンへの手紙を読み上げ、「(自分は)最後まで女の子っぽくないし、アイドルっぽくなかったと思います」と振り返りながら、最後は「乃木坂46って最高!」とシャウト。

 さらに、若月さんがサプライズでメンバー一人一人に花を一輪ずつ渡していくと、涙をこらえられないメンバーが続出。涙ぐむ白石麻衣さんとも抱擁した若月さんは、サプライズについて「最後まで与える人になりたかったので。最後まで楽しい時間を過ごしたかった」と説明。さらに「私も(自身で)大号泣すると思っていたけれど、笑顔で終われたのは、ファン、メンバーのみなさんのおかげ」と語りかけた。

 サプライズ後のアンコール2曲目、最後に選んだ曲は「ダンケシェーン」。終始笑顔の若月さんだったが、観客とメンバーから「やっぱ若月だなー!」と声をかけられると、「今ので泣きそうになった。ああ、最後の一言はきますね」と感極まった表情を見せていた。それでも気を取り直して若月さんは4期生の加入にも触れ、「私は卒業するけれど、乃木坂46は格好良い、推しがいのあるメンバーばかりです。これからも乃木坂46のことをよろしくお願いします。7年間本当にありがとうございました」と話して、深々頭を下げた。

 さらに、ステージを去る際には、人差し指を口に当てて「静かに」のポーズを取ると、静まり返った客席に向かって、マイク無しで「ありがとうございました!」とファンへの感謝を叫んでいた。

 若月さんは1994年6月27日生まれ、静岡県出身の24歳。1期生で、2012年に発売された「走れ!Bicycle」で選抜入りを果たし、最新シングルまで20作連続で選抜メンバー入りし、グループを引っ張った。放送中のドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)にも出演している。また美術展「二科展」にも6年連続で入選している。今後は女優業を続けていく。

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